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収録レポート

雨枕 03.未喜 収録レポート

『雨枕』第4弾清司郎編を執筆した谷村日名子です。さて早速ですが、『雨枕』第三弾、如月未喜を演じてくださいました、下野紘さんの収録にお邪魔してきました!

未喜は年下の可愛い後輩キャラ。

天使の様に無邪気にあなたに甘えてきたかと思えば、時には小悪魔のようにあなたをドキリと翻弄させる事も……。

今回の物語は、未喜の誕生日会に行き、二人で庭を散策していたところ、雨が降り出してしまい、温室で雨宿りするところから始まります。

下野さん演じる未喜の、優しく愛くるしい囁きにぎゅっと心を掴まれつつ物語は進んでいきます。

温室で彼と植物を眺めたり、ベンチに座って手を握ったり。

それから彼に膝枕をしてもらったり……。

植物や花の匂い、未喜の手の暖かさが伝わってきそう――。

そんな気持ちになっていると、だんだんと未喜の声がゆっくりになり、眠気を促してきます……。

……うーん、いい気持ち……。

気づくと収録中なのにほんわかとした気分になって、その場でコックリコックリと舟を漕いでしまっている自分がいました!

あのまま眠れたら、きっと凄く良い夢が見れたに違いありません……。

そんな雨枕の導眠効果。皆様もぜひぜひ、実感して頂けたらと思います!

下野さんは、こんなにゆっくり喋ったのは初めてとのこと。

確かに、声優さんの声をこんなにゆっくり、じっくりと聴けるCDってなかありませんよね。

ダミーヘッドマイクの臨場感も相まって、本当にすぐ側で囁かれているような気分を味わうことができます。

特に、終わりの方に挟まれる未喜の寝息は必聴です。

2分近くもあるこの寝息。

すーすー……と、繰り返す一定のリズム。

そこに、甘い声が混じり……。

と、ベッドの中で聴いたら、すぐ近くで眠っている未喜の存在を感じる事が出来そう!

今回も初回盤にはフリートークがついております。

ネムネム……な本編とは打って変わって明るくはじけた、下野さんの楽しいトーク、こちらもやっぱり必聴です!

下野さんは、ダミーヘッドマイクを使ったお仕事は、最近結構やっていますね、との事。

このマイクを使った収録では、声優さんはマイクの前で右へ左へと動かなければいけないので、

収録に入る前にご自身の履いていたブーツの金具部分にセロテープを貼り付け、動いた時に金具の雑音が入らないようにされていました。

収録では、マイクに向かって左右から、前後から、上下からとあらゆる方向から甘く囁いて頂き、素晴らしい未喜を演じてくださいました!

発売は2012年2月8日となります。

とっても素敵な仕上がりとなっておりますので、是非聴いてみて下さいね!

雨枕 02.大河 収録レポート

『雨枕』第2弾の収録をしてまいりました。田中 あおです。

今回は谷山 紀章さん扮する大河 葵です。

第2弾ということですが前回とはまったく違うテイストなので、上手くイメージを伝えられるか緊張しつつ収録現場へと向かいました。

現場に到着すると、ダミーヘッドマイクの準備が整えられつつありました。谷山さんにキャラクターの特徴をお話し、台本の一点一点を、こういうシチュエーションで――と伝えます。

打ち合わせが終わり、収録がはじまるとまずは、キャラ決めをします。

台本の一部分を読み上げて頂き、キャラの確認をするのですが、もう、これがイメージ通りのキャラ!

大河だー! と叫びたかったです。

しかし、雨枕のコンセプトは安眠です。

大河というキャラは明るく男気のあるキャラクターで、常に偉そうでいつも騒がしい男なんです。

そんな騒がしい塊といってもいい彼が、どんな風に囁くのか。

彼の持ち味ともいえるもので、全開で耳元でささやかれては眠れるものも眠れないのでは。

低く、ゆっくりしゃべると彼の持ち味が消えてしまうのではなどなど。

谷山さんと打ち合わせをし、何本か一部分を収録し、再度調整です。どんな大河になったか、サンプルをお聴きの方は楽しみなことでしょう。ご期待ください!(サンプル音源を未視聴の方は是非ヘッドフォンでお聴きください)

そんな風にして無事に全ての打ち合わせが終わり、いざ収録です!

大河編は軍艦島でのワンシーンとなるんですが、前半は大河節が出たシナリオ。台本を読んだときはふむふむ、という感じだったのですが実際目の前で演じていただくと大河ならでのおかしさが爆発。

それからやや口調は落ち着いたものに、中盤あたりから、ゆったりと甘くあなたを眠りにいざなっていきます。

低く心地いい声で、ちょっと乱暴だけど、言葉の端々から「あなた」を安心させようと、心地いい眠りについてもらおうと頑張っているのが伝わってくるはずです。

大河に抱かれながら、優しい眠りについてみませんか? きっと素敵な夢が見られはずです。

今回もダミーヘッドマイクであまり演じたことのないとおっしゃる谷山さんですが、その使いこなし方はさすがです。甘い吐息が左右から聞こえ、時々くすぐったくなりそうです。

こういう大雑把な彼に抱かれて眠る幸せ(!?)が、体感できるのではないでしょうか!

前作とは違った場所、違ったシチュエーション、違った彼でイチャイチャしつつ、心地いい眠りにつけるお話となっています。

今回も前作とは違った味が出ているので、その日の気分により取り換え楽しんでくださいね。初回版にはフリートークもついていますので、こちらもお聴き逃しなく!

発売は1月18日です。

どうぞよろしくお願いします!

雨枕 01.昴 収録レポート

某日、某所にて『雨枕』~彼の腕で雨やどりしながら囁かれてネムネムしちゃう小さな恋物語~の収録をしてまいりました!  田中 あおです!

第一弾は立花 慎之介さん扮する昴 ウォーレン。

昴というキャラクターは、ちょっとわがままな俺様クンです。エリートの中のエリート、誰かにかしずかれることが当たり前な生活……いわゆるお金持ちな彼は傲慢にすら見えるかもしれません。 しかし、大好きなあなたの前では俺様の口調で甘く囁くのです!

そんな彼との甘い生活のワンシーンが今作のストーリー。どんな風に仕上がるのか楽しみでなりませんでした。

収録現場に到着し、さっそく打ち合わせ。

新しいシリーズということもあり、念入りに打ち合わせをしていきます。ゆっくりと話していただき、低音で責めてくださいとお願いしました。

あとは、部屋の間取りを図に書き、窓でこの位置で……など、収録ブースに「あなた」と昴が過ごす空間を作っていきます。

そして「あなた」と一緒に寝るベッドで……と着々と準備が整っていきました。

次にキャラの口調が間違えていないか、イメージにあっているかを話合い、お待ちかねの収録です。

最初は日常会話から。

いつものやりとりを醸し出すセリフに、二人の距離感がつかめるのではないでしょうか。

そして、気持ち良く心地よく眠るための甘い、甘い囁きが始まります。

ゆったりと優しく耳元で囁く……。

ダミーヘッドマイクならではの前後左右から聞こえてくる、立花さんの声に包まれてみませんか?

昴らしいちょっと俺様の引っ張っていってくれる言葉に誘導され、あなたはゆっくりと、無理なく眠りに入れるはずです!

立花さんは今までに経験がないほどゆっくりと話されたそうです。台本の中に「さらにゆっくりとささやくように」と指示が書かれた部分では、今以上にゆっくり!? じゃあ、これ以上ゆっくりしゃべらないようにしないと……」と笑いながら仰っていました。

ゆったりとした口調の効果なのか、収録にすすむにつれ甘い囁きの声に引きずられ、眠くなってきました。

ネムネム……となりつつ、セリフチェックをしていきます。 しかし、本当に眠たくなりました。

むしろ寝かせてほしい! と思う瞬間が何度もあり……安眠間違いなしです!

『雨枕』の初回版にはフリートークがついております。 素の立花さんがダミーヘッドマイクで遊んでいるのでぜひぜひ、聴いてください!

発売は十二月十四日です。

どうぞよろしくお願いします!

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