シベリアン・ハスキーな北極七星クン
カウントダウンSS
【虫退治】
ヒロイン「きゃあっ!」
七星「どうした!…虫?」
七星「虫なんかが怖いのか?」
ヒロイン「…(震)」
七星「っ(照)。怖がらなくていい。すぐに終わらせる」
七星「秘技!北斗七星拳・虫滅!」
ヒロイン「わ、虫が跡形もなく…!」
七星「ああ。虫で困ったら、いつでも俺を呼んで」
【山での暮らし】
ヒロイン「山にこもりっきりの生活って想像がつかないな」
七星「俺にとってはそれが普通だけど」
七星「食べ物は自給自足が当たり前」
七星「寝るのもベッドなんてないから、木の葉の上とか」
七星「冬は犬同士、体を寄せ合って寝たりもした」
ヒロイン(もふもふかわいい…)
【修行は大変】
ヒロイン「修行って大変だったでしょ」
七星「強くなるために必要なことだから、大変だと思ったことはない」
七星「あ…でも、真っ暗な洞窟の中で瞑想の時間はちょっと、嫌だった」
七星「狭いところ、嫌いだから」
ヒロイン(キュン)
七星「…コーチ、なんで頭、撫でるの?」
【仲間に入る?】
葵「七星くん、僕と金丸くんのことじっと見て、どうかした?」
葵「はっ!もももしかして、何か気に障ることでも?」
七星「いや…」
葵「あ!それなら一緒に遊ぼう?」
七星「えっ」
葵「やったあ!嬉しいなっ」
七星(2人を観察してただけなんだが…まあいいか)
【人里の過ごし方】
七星「これが…パフェ…」
独逸「おう、人だけじゃなくて獣人にも人気のスイーツだな!」
七星「すいーつ…はむっ」
七星「!!!うまっ…」
独逸「どうよ、山にはないもんだろ」
七星「…!…!!」
独逸「…言葉にならないくらい感動したらしいな。何よりだよ」
【一緒にお掃除】
金丸「しちせいクン、ぼくと一緒に掃除当番だよー」
七星「何をしたらいいんだ?」
金丸「えっとねー、ぞうきんを水で濡らして…」
七星「濡らして…」
金丸「しぼるんだよお」
七星「しぼる!」
ビリッ!
金丸「あ…ぞうきん破っちゃったねぇ。すごい力持ち」
七星「す、すまん」
【イケメンの自覚】
ヒロイン「七星くんて、すごくイケメンだよね」
七星「いけめん?」
ヒロイン「顔がかっこいいってことだよ」
ヒロイン「学校の女子もみんなチラチラ見てる」
七星「怖がられてるだけだ」
七星「でも、いい。コーチが褒めてくれれば充分」
ヒロイン(言動も無自覚にイケメン)