[ スペシャル ]
キャストインタビュー
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鬼龍院アキラさん / 仙崎直人 役
――収録ありがとうございます。お疲れさまでした!
とても楽しい時間でした。収録中のお腹の鳴り具合にびっくりしましたけれども……すいませんと思いながら収録しておりました(笑)
――今回の企画についての印象や感想を教えていただけますでしょうか。
『仙崎』というキャラクターの名前で、とある作品の登場人物をイメージした部分がありました。
また、僕はダミーヘッドマイクを使った収録の経験が浅く、今回初めて自分と聴き手の1対1の作品をやらせてもらったのですが、マイク前に一人でいるほうが緊張するなと思いました。一人のほうが伸び伸びやれるのかなと思っていたんですけど、やっぱり緊張はしますよね。
もう少し緊張しなくなったらいいのかなと思いました。
――でも堂々とされていましたよ!
本当ですか! でも収録中の背中は汗びっしょりでしたね。
――演じられたキャラクターの魅力をお伺いできますでしょうか。
『脳筋』とまでは言いませんが、ストレートで自分の気持ちに正直で、少しでもヤバいことがあったら『大丈夫かな? 大丈夫かな?』と思えるのが彼の相当な魅力でもあるのかなと思いますね。
仙崎さんは『僕こういうこと慣れてるから』という感じで若干力自慢みたいなところもあるのですが、僕はそういう感情を表に出さないタイプなのでちょっと羨ましいなと思います。仙崎さんのような真っすぐな男性のほうがいいですよって世の女性に言いたいです。
――仙崎直人を演じるにあたって心がけた点や難しかった点、または演じやすかった側面などありますでしょうか?
彼が『力こそパワー』なところがあり、僕も筋トレとかをやっていて自分に似ている部分があるので、そういう意味でもやりやすかったかなと思いますね。
――筋トレは今どんなことをされているんですか?
最近は腕立て伏せのような自分の重さだけで鍛えるものが多いです。前はジムに行ってベンチプレスなどをやっていましたけど体が持たないし、何故かジムへ足が向かないので家でやれることが中心です。動かないと人間って太るらしいので、なるべく動くようにしています。
そういう感じで、仙崎さんとは筋トレという共通項があって演じやすかったなと思います。
――今回の収録で印象に残ったシーンや台詞はありましたでしょうか? また、聞きどころをぜひご紹介してください!
一番印象に残っている台詞というか言葉で『不幸体質』ですね。僕の友人でも不幸体質の人がいますけど、そう言ってるだけだなと思っちゃう時があったので、彼女のとんでもない不幸体質によって『不幸体質』という言葉が一番印象に残っちゃいました。
強運と不幸という二つが重なってどうなるのか、というお話の展開がすごく印象に残りましたね。そのあたりの二人のストーリーを見届けていただけたらと思います。
――レスキュー隊員にどんなイメージがありますか? また何か思い出などがあれば教えてください!
レスキュー隊は、人を助けるために鍛えないといけない部分があると思うので、やっぱりマッチョなイメージがあります。
あとは僕が小学生の頃、船に乗っていたらスクリューが網に引っかかってしまい、他の乗客100人くらいと一緒に海上に放置されたことがありまして。網を切るためにレスキュー隊が来てスキューバで潜ってくれたのですが、網は切れず……。
結局10時間後くらいに海上保安庁の小型船で、3人くらいずつピストン輸送で帰りました。その時レスキュー隊の人にはとても良くしてもらったので良いイメージがありますね。今も当時の新聞を持っています。
――直人になりきってヒロインにひと言お願いします!
「俺は君の王子様でも、ヒーローでも、恋人でもいたいんだ。これからもずっとずっと一緒だ!」
――最後に、CDの発売を楽しみにしているファンへのメッセージをお願いします!
このCD買うのかい? それとも買わないのかい? どっちなんだい! か~~~う!!
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猿飛総司さん / 市原涼真 役
――収録ありがとうございます。お疲れさまでした!
――今回の企画についての印象や感想を教えていただけますでしょうか。
3人の男性が出てくる中の1人として他の2人とのバランスをなんとなく自分でも考えていました。
そもそも全然違う3人なので、涼真の明るい性格という点ですごく差は出るのかなと思っていましたが、自分が最初に持って行った演技よりももっと明るくしてほしいというオーダーをいただいて『ああ、なるほど』と思いました。
オーダーに合わせて演じたら自然と自分の中でもしっくりくるものが録れたので、終始楽しくやれました。
涼真は本当にはっきりした人間で、僕も似たような方に出会ったことがあるんですけど、裏表ありそうなぐらい明るくて裏表の無い人みたいなイメージで演じましたね。
――演じられたキャラクターの魅力をお伺いできますでしょうか。
涼真なりに悩んでいるところもあるんですけど、やっぱり涼真と一緒にいると自分もポジティブになれるし、絶対に一緒に前を向いてくれそうな人物なので、涼真といることでヒロインも一緒に前を向ける、そんなエネルギーのあるところが魅力なのかなと思いますね。
また、涼真は自分が手掛けた人のためにも自分を磨かないといけないみたいな考え方を持っていて、僕はそんなことまで考えるのはきついなと思うタイプなので尊敬します。
――市原涼真を演じるにあたって心がけた点や難しかった点、または演じやすかった側面などありますでしょうか?
僕は根が暗めの人間なので、自然にやりすぎると根の暗さが出てしまうタイプなんですよね。だから暗さを消すのを頑張って、根暗じゃないんだぞというのは頑張ってやりました。
また、昔、個人で配信をやったことがありましたので、配信のシーンはすごく楽しく、自然とコメントを拾っていたのを思い出しながら演じましたね。
難しかった点ですと、僕はメイクやオシャレは全然分からないので、今回メイク用語がたくさん出てきて難しくて調べましたね。どこの部位なのかなど、新しいことが知れました。
――今回の収録で印象に残ったシーンや台詞はありましたでしょうか? また、聞きどころをぜひご紹介してください!
『概要欄に貼っときます』みたいな台詞が実際の配信のようだなと思い、すごく面白かったです。
でもやはり印象に残っているのは『ミューズ』という呼びかけですね。『ミューズ』という言葉は初めて人に対して言った気がします。
人に対して『君は僕のミューズだ』なんて、ちょっと歯の浮きそうな台詞だと思うんです。
でも涼真だったら、この時に本気で言っているんだろうなっていうのを僕も台本を見て感じたので、ヒロインにそう思わせるまでに持っていくための、涼真が『ミューズ』と本気で言いそうな人物の作りこみはそこまで意識してやりましたね。
――ヒロインをプロデュースするとしたらどんなふうにしてあげたいですか? また、メイクやオシャレで興味のあることはありますか?
僕としては涼真のような前の向かせ方はできないと思うんですよね。
僕なら『一緒に前向こう』と言うんじゃなくて、ひとつずつ問題点を挙げてもらって、何故こんな風になってしまったのか、改善はどうしたらいいのかとか、僕がプロデュースした場合のメリットはこうだとか、そういうことを言って改善していくと思います。
オシャレで興味のあることは、帽子ですかね。僕はいつも動きやすい格好で収録に行くんですが、帽子だけはいつも被っていて、気付いたら色々な色や形のものを被っている気がします。
――男性メイクアップアーティストにどんなイメージがありますか?
僕の生まれた時代では男性のメイクアップアーティストはあまり表に出てきていなかった時代だったので、そういう方が日の目を浴びる時代って最近になってからだと思うんですよね。
時代が変化して男女のくくりが無くなってきて、メイクアップアーティストを目指している人が皆輝ける世界になっているならいいことだなと思います。
また、僕は細かいところが気にならないタイプなので、自分にはないものを持っている人たちだなという印象です。
――涼真になりきってヒロインにひと言お願いします!
「これからも配信は続けていくから、たまにコメントしてね」
――最後に、CDの発売を楽しみにしているファンへのメッセージをお願いします!
収録の前に、この『Muse』という作品が発表されたのを目にしまして、キャストの方々も含めてすごく期待値が高まっている作品だなと感じました。
その中で僕の担当している市原涼真くんは他の2人とも結構色が違いますし、特典でも他の男性と絡んだりしているので、シリーズを通して聴いて、それぞれの魅力を感じたうえで涼真が一番だなと思ってくれたら嬉しいので、ぜひ僕のミューズになってください。よろしくお願いいたします。
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冬ノ熊肉さん / 柳楽龍生 役
――収録ありがとうございます。お疲れさまでした!
――今回の企画についての印象や感想を教えていただけますでしょうか。
『Muse』というのは一般的に、勝利の女神といった意味合いの言葉だと思うんですけれども、このシリーズですと、その道を極めた3人の傍に現れた存在とでも言うのでしょうか。
あらすじなどを見ていると、各々の男性側のキャラクターとヒロインとのやり取りによって『Muse』の意味が3人とも違ったものになると思うので、他の作品と聴き比べたときにどう感じるのかなという印象はありますね。
今回に関して言えば、龍生が恋愛経験はあれど達人ではないので、そのあたりのバランスだったりとか、龍生のミューズとの関係値であったりとかを色々考えながら演じさせていただきました。
――演じられたキャラクターの魅力をお伺いできますでしょうか。
押しに弱いところではないでしょうか。
おそらく剣の道だったり、いわゆる自己研鑽だったりという面で非常に自他に厳しくその道を究められる男らしい男性だと思うんですけれども、今回彼のミューズは龍生の生真面目さを色々無視して懐に飛び込んできて、おそらく師匠である父や祖父、周りの門下生達は決して見ることができないであろう表情を、やり取りを通じて引き出せた……
という部分の意味を含めて『押しの弱さ』という風に言わせていただきます。
押されると弱い、イケイケに弱いというのがある種ギャップとしての魅力があるんじゃないかなと思います。
――柳楽龍生を演じるにあたって心がけた点や難しかった点、または演じやすかった側面などありますでしょうか?
彼自身は門下生に対して、本人も言っていますが、『口下手で顔が怖い』と言われるというところがありますが、本人は意識せずまっすぐ門下の人達と向き合ってやった結果がああなっているだけだと思います。
自分の中では、『龍生をやるから、龍生のセリフをしゃべるから怖く聞こえるように』とかは考えずに、龍生という人物が真摯に指導・稽古をつけた結果が怖く聞こえるという風になればいいかなとは思っていました。
そんな中でミューズとのやりとりはですね……龍生のリアクションが可愛らしいというか素直というか、結構目に飛び込んできたものや今の状況がつい口から出てしまうので、30歳という年齢ではありつつもピュアな部分が多いというのが難しく、子供っぽくするでもないバランスというのが難しかったなと思います。
――今回の収録で印象に残ったシーンや台詞はありましたでしょうか? また、聞きどころをぜひご紹介してください!
土下座です。
初めて台本読んだ時にびっくりしましたね。そこもある種、武士然として彼は生きているんだなと感じた部分です。
この作中は恐らく現代日本に近い世界だと思うので、その中で一つ現代に生きる武士(もののふ)としての責任の取り方というところでびっくりはしましたけども、凄く彼らしいシーンでもあると思いました。
土下座から二人のやり取りが繋がってきて、観覧車のシーンにある種繋がっていくんだなと思います。
土下座から始まるってところでしょうか!
聞きどころは、観覧車で想いが通ずるところもそうですし、全体を通して特に後半は、龍生がしっかり自分を抑えられなくなっていくので、理性が外れる姿がお好きな方は龍生にキュンとしていただけるのではないかなと思いますね。
――武道の経験はありますか? また何か思い出等ありましたら教えてください!
まったくないです。強い男になりたいなと思いつつも経験はありません。
――これから経験してみたい武道ややってみたいこととかあればお聞きしたいです!
友人に剣道部員や剣道を修めている人はいなかったので、そういう意味で剣道は一度触れてみたい武道ではありますね。
――龍生になりきって、ちょっとお叱りの師範らしいセリフをお願いします!
『竹刀を振るときに大切なのは小指だ』でしょうか。小指が大事ですからね。
――最後に、CDの発売を楽しみにしているファンへのメッセージをお願いします!
改めまして、『Muse柳楽龍生』で龍生の声を担当させていただきました冬ノ熊肉でございます。
今回『Muse』シリーズの第3弾ということで、このインタビューをご覧になっているタイミングでは第1弾、2弾とお聴きになった方が多いんじゃないかなと思いますけれども、きっとその2人とも全然違う龍生という人間の人物像もありますし、ミューズとの関係もございますので、また一つ新鮮に楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。
試聴をお聴きになった方もいるのかな? 龍生の堅物なビジュアルとはいい意味でのギャップを持っていますので、ギャップや彼の武士然とした男らしいところも含めて龍生のことを好きになってもらえたらなと思っております。
是非『Muse 柳楽龍生』楽しんで頂ければ幸いでございます。よろしくお願いいたします。
特別企画
試聴
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仙崎直人(CV.鬼龍院アキラ) 試聴ムービー
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市原涼真(CV.猿飛総司) 試聴ムービー
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柳楽龍生(CV.冬ノ熊肉) 試聴ムービー