みんなの前では余裕の上司が、あなたにだけ、壊れるほど求めてくる―― 。
光と影の演劇業界×言葉にできなかった恋。
プロデューサー・須藤廻の「愛という名の支配」、人気俳優・篠原景の「仮面の下の執着」、演出家・演崎雨の「整えきれない独占欲」。演劇業界を舞台に、3人との恋と仕事〈人生〉を描いたシチュエーション音声『スポットライト』
本日、2026年10月30日(金)に『スポットライト Vol.1 須藤廻 CV. 冬ノ熊肉』が配信開始いたしました!
価格は2,970円(税込)。11月28日(土)23:59までのご購入で、書き下ろしSSが付きます。
須藤廻役・冬ノ熊肉さんのインタビューも到着しました。
演じるうちに見えてきた廻の「子どもっぽさ」、怒りを派手に見せなかった理由、そして景編へつなぐ「裏テーマ」について語っていただきました。
須藤廻役・冬ノ熊肉さんインタビュー「裏テーマは、内緒で(笑)」
――須藤廻というキャラクターを最初に受けたときの印象と、収録を終えた今の印象で、変化はありましたか。
須藤廻役・冬ノ熊肉さん(以降、「冬ノ熊肉」):そうですね。最初に台本や企画書をいただいたときの印象では、独善的といいますか、身勝手と言うとちょっとアレかもしれないですけど、そういう印象の方が強かったんです。実際に収録を進めていくなかで、彼は付き合っていくうちに、相手のことを理解しようとはしたうえで、相手への理解が及ばなくなっていったんだなと。
はなから理解しようとしていなくて、才能を私物化していたわけではなく、彼なりに歩み寄ろうとしたけど分からなくなって。でもこのままだと離れていってしまう恐怖だったりとか。
そういうところから、より縛り付けが強くなってしまった、というふうに印象が変わったので。収録を終えた今の方が、もうちょっと人間っぽいというか、逆にちょっと子どもっぽいところも見えたりっていうのはありましたね。
――「こういう人、知ってるな」と思う瞬間はありました?
冬ノ熊肉:いるんだと思うんです、きっと。相手の才能を見抜いて、自分自身のいいように相手を動かすって人はいると思うんです。
私自身がそういうものの機微に鈍感なので、きっと気づかぬままここまで来てるんだと思います(笑)。
――(笑)。
――須藤廻は「才能の発掘者」という表の顔と「才能の搾取者」という裏の顔を併せ持つキャラクターです。演じてみて感じた彼の魅力、または惹かれた部分があれば教えてください。
冬ノ熊肉:才能の発掘っていう意味においても、人を見る目、そして人が作り出すモノの良し悪しを見る目っていうものが、とても強い。彼にとっての才能の一つだと思います。
才能を搾取するという面においても、彼自身がゼロからイチを作り出すようなクリエイティブだったり、作り上げられたクリエイティブの難解なものに対してっていうのは、もしかすると、人並みよりは感性が良かったとしても、本物のアーティストとかには及ばないのかもしれませんが。
それを使って、利用して、間違いなくビジネスとしてプロデュースしたものを成功させてるっていう意味でも、作家の思考を理解するというところで、本人はどんどん歪んでいってしまうような感じはありましたけど、ビジネスマンとして、あと、それこそまさしくプロデューサーとしての才能っていうのは、間違いなくあるでしょうから。
――なるほど。
冬ノ熊肉:とはいえ、そこまで彼が執着しない相手に全力を尽くすかという意味でも、この謎めいたところも、彼の魅力の一つなのかなと思いますね。
――その謎めいた部分も、意識して出されたんですか?
冬ノ熊肉:自分なりには紐解いていったつもりです。
――廻は振れ幅の大きな役でした。演じる上で意識されたことや、難しかった点をお聞かせください。
冬ノ熊肉:廻さんの声を担当させていただくなかで、素晴らしい才能を見つけて、この才能は自分なら活かすことができるというところから変質はしていくわけですけれども。
元々ある程度理解してる部分はあるとは思うんですが、支配・管理して、自分のいい形、自分が分かる形にして、自分の都合のいい形に変えていって。
で、その才能がどんどんと自分の手に余って執着していく、狂っていく。そういうところを、「本人が気づいてはいけないんだろうな」というのは意識していたからこそ、「自分はこうなりました」っていうふうに、仰々しく見せないっていう。
なので、怒ったりとか、感情の振れ幅が広いところでも、あんまり派手に分かりやすく「ドカーン」という表現は、実はそんなに使いたくなかったんです。ここぞというときしか使いたくなかったっていうのがありました。
難しかった点で言えば、もう通して難しかったです、っていうのが本音ですね。
――特に難しかったのは、廻が自分で気づかないまま変わっていくところですか?
冬ノ熊肉:「どこでこうなっちゃったんだろう」っていう。どうしても作品として時間の経過っていうのが数ヶ月単位、年単位で作中で動くので、どうしたって変化っていうのはパキッとさせなきゃいけない部分もありはするんですけど、「あ、ここでおかしくなりましたね」って明確に明示したいわけでもなく。
とはいえ、「この気質がそもそも備わっていないわけじゃないんだよ」「元々こういう気質はあるんだよ」っていうのを、どうまぶしつつ、とはいえ色としてはしっかり付けつつやるか、っていうところでしょうか。
――今回の収録で特に印象に残ったシーンやセリフがあれば教えてください。また、リスナーの皆さんへの聴きどころもぜひご紹介ください!
冬ノ熊肉:プロデューサーと脚本家っていう、最初は企画部の社員さんですけど。
そういう立場上、作品について、企画について話すというところが数カ所、作中に登場するんですが、自分なりには、そこの違いを込めましたので。
廻さん自身が相手の作品を受け取ってどう感じたのか、みたいなのが、「じわり」「じわり」と。
その違いを味わっていただけたらなと思っております。
――リスナーの皆さんへの聴きどころも、そこになりますか?
冬ノ熊肉:そうですね。企画、脚本を受け取ったうえで、彼が何を感じていたのか。そして、自分の手に……もうここ全部説明しちゃうと……(笑)。
――ネタバレになってしまいますね。ごめんなさい。
冬ノ熊肉:はい(笑)。その先は、本編でお願いします。
――本編・特典を問わず、おすすめの聴きどころを教えてください。
冬ノ熊肉:サーフィンをするというのは初めてでした(笑)。
――特典の「湘南サーフィンデート」ですね。数々のシチュエーションを演じてきた冬ノ熊肉さんでも、サーフィンは初めてだったんですね。
冬ノ熊肉:どういう形になってるのか自分でも楽しみにしています。
そういう夏の海の水上で、浮かびながらのデートっていうのは、楽しんでいただけたらと思っております。
――最後に、発売を楽しみにされているファンへのメッセージをお願いいたします!
冬ノ熊肉:改めまして、須藤廻の声を担当させていただきました、冬ノでございます。今回企画書をいただいたところで、自分の中では一つ裏テーマがありまして(笑)。まぁこれは皆さんにお伝えする様な大層なものではないのですが(笑)。
――そうなんですか(笑)。
冬ノ熊肉:それをもって、景編の景さん、猿飛さんに、ちょっとバトンパスという、ある種の形もできたらいいなと思っていましたので。
自分なりにやれることは色々と込めさせていただきました。廻編の彼の変化であったり、変貌だったりとか、その底にある心の部分であったりとか、楽しんでいただけたらなと思っております。
ありがたいことに、景編・雨編の方にも廻さん少しずつお邪魔させていただいてますし、お話・世界観つながってますんで、ご無理のない範囲で楽しんでいただければなと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
▼ もっと読みたい方へ
💫「遅すぎる気づき」—— 冬ノ熊肉さんが廻を演じて改めて見えたものを語ったインタビューは、各巻購入特典のインタビューPDFでお読みいただけます(本編ネタバレ含む)。
💫廻を演じながら感じた、景編・雨編での二人の印象についてのお話は、B’s-LOG 2026年12月号掲載記事をご覧ください。
『スポットライト Vol.1 須藤廻 CV. 冬ノ熊肉「愛してるっていったよな?ずっと、俺のものだろ」』商品情報
作品名:『スポットライト Vol.1 須藤廻 CV. 冬ノ熊肉「愛してるっていったよな?ずっと、俺のものだろ」』
出演:冬ノ熊肉(須藤廻役)
発売・配信日:2026年10月30日(金)
価格:2,970円(税込)
各巻購入特典:購入時期を問わず入手頂けます
✦台詞抜粋台本PDF(本編)
✦翻訳台詞抜粋台本PDF(簡体字中文・繁体字中文・韓国語)
✦キャストインタビューPDF
HP掲載記事とは異なる質問に答えていただいた、本巻のキャストインタビューです。
早期購入特典:各巻の期限までにご購入で書き下ろしSS
✦須藤廻の書き下ろしSS(対象期間:2026年11月28日 23:59 まで。)
受取方法は商品ページをご確認ください。
※各巻の発売日からお受け取りいただけます。
※期限を過ぎたご購入は対象外です。
全巻購入特典:Vol.1〜Vol.3 全巻購入でボーナストラック3本
『スポットライト』本編全3巻をご購入いただいた方に、
本編では描かれなかった3人との時間を描くボーナストラックと各トラックの台詞抜粋台本をお渡しします。
✦廻「湘南サーフィンデート」(CV.冬ノ熊肉)
ふたりが交際を始めた最初の夏。
夏の海で、シャワー室で。
廻はあなたを離してくれなくて——
「シャワー当てながら俺の指で中掻き回して……イかせてやる」
✦景「同棲初日」(CV.猿飛総司)
ふたりが交際を始めて、一緒に暮らし始める日。
初舞台のDVDをふたりで観ながら、
新居で初めての夜を迎える。
「我慢できなくなったら、ちゃんと言って。……言えるまで、あげない」
✦雨「泊まってもよかよね?」(CV.恋津田蓮也)
6年越しに付き合い始めたふたり。
今夜、雨が恋人として初めて泊まることになり……。
「は……っ、お前も腰揺れてんね……っ、いつの間にこんなエロい女になったと?」
各約15分/Hシーンあり/各トラックの台詞抜粋台本付き
※2026年12月18日(金)以降、3本まとめてお受け取りいただけます。
※早期購入特典とは異なり、購入期限はありません。
製品の最新情報は、ひつじぐもの公式Twitterアカウント でも発信中です!






