一瞬触発のオリビエ(CV:増田俊樹さん)とアオジロ(CV:岸尾だいすけさん)。
それにしてもアオジロの披露する歌って……?
「えっと……なになに? カンペ?
これをアオジロにきけばいいの?」
「僕に何か用……?」
「このライブ会場のみんなと、地球上のすべてのレディからのQ&Aタイムだって。じゃあ質問そのいち行っくよー!
アオジロくんの歌はどんな思いを歌った歌かを知りたいです、だって。その辺どうなの?」
「僕の歌……『ギャラクシーオリヅル』
初めて知った恋の感情で、変わってゆく心を歌い上げた歌。
切なさと力強さを内に秘めた歌……」
Check!「ギャラクシーオリヅル」
こぼれる残酷なPassion
星屑は皆息絶えた
逸る心の衝動のまま
そっと押しつけた ザクロの実すれ違う運命なら悲観主義
未来教えて クリスタル
秘密の葬送歌を君は
一緒に詠ってくれるかい銀河の果てに広がる 数多(あまた)の折り鶴
祈りなんか捨てて 傷つけキスで交わろう
歪みこそが
愛と知る 君はいつか
※歌詞を一部抜粋しています。
「へぇ……さっきまでの話からするとキミらしくない感じだね。
それで曲の方は?」
「アップテンポでメロディアス……僕のイメージとはギャップがあるかもしれないけれど……この曲も僕の心の一部だから。PRサイトでも試聴できるから……みんなには、是非聴いてほしい」
「ふぅん。僕もレコーディング用のデモテープは聞かせてもらったんだけど、明るく時間が流れるような曲で良かったよ。曲はね。一応アイドルってところだもんね」
「歌だってオリビエの【lovemagic】に負けてないし、負けない」
「それは実際にこのライブ会場で聞かせてもらわないとね。
ところでこの歌のタイトルのオリヅルって?」
「冥王星はすべての星と魂が最後に行き着くところだから……僕は旅路を終えた魂に折り鶴を折ってあげている……旅で疲れた魂が安らぐように……」
「確かにジャケ写でも乗ってたよね、巨大折り紙……折り鶴? いまいちパッとしないんだけど、それと歌にどんな関係が?」
「言葉じゃ分からなくても、歌を聞けば分かる……と思う。
僕の気持ちを込めた歌……きっと会場のみんなの心も揺さぶる」
「自信があるってことだよね。
……っと、そろそろステージの時間みたい」
「待って! 大切なこと忘れてる」
「そうだった! ここでライブ会場へのプレミアムチケットを逃してしまったレディたちに朗報だよ。僕たちが歌バトルで披露する曲がCDとして全世界で発売されることになってるんだ」
「CDには投票券がついているから……」
「つまりこの歌バトルの審査には、今日会場に来てなくてもCDについてくる投票券で参加することができるんだ」
「……だから僕に投票して」
「ダメダメェ、レディたちの心を掴むのは水星代表のこの僕に決まってるからね。
それじゃ地球の未来をかけた世紀の歌バトル、これより再開するよー!」
そして、会場は歓声に包まれて……前奏が流れ始めました。
アオジロのステージが始まるようです!
はたしてアオジロの曲は会場をどう沸かせるのか……。
その様子は4月30日に発売された「02.冥王星のアオジロ」でチェック!
銀河大統合の時代。
地球は歌バトルの勝者に分け与えられることに。
それらを阻止すべく命じられたあなたは彼らを血祭り――ではなく、恋に溺れさせてゆく。オリビエ攻略後、
次の戦地へ向かおうとした矢先、
あなたの前に現れたのは冥王星のアオジロ(CV.岸尾だいすけさん)。「もう地球には戻れないよ。君はもう死んでいるんだから」
暗黒の惑星にさらわれたあなたの運命や、いかに!?
宇宙一の征服系アイドルをオトすのはキミだ!
好評発売中!
そして気になる投票券の存在……。
このページの最下部で遂に人気投票に関するご案内があるそうです!
と、そんなアナウンスをしていると――
解錠が割れんばかりの拍手と大歓声に包まれました!
ステージの中央には先ほどまで会場を沸かせていた張本人アオジロの姿が!
レジェンド(CV:柿原徹也さん)の乱入
「あ……あ、みんな、ありがとう……。
こんなにすごい歓声……冥王星は静かな星だから……初めてで……
えっと……暗闇の中で生きてきた僕だけど……ふふ……
こんなによろこんでもらえるなんて……」
「……ブツブツ……(うれしい……。でも、僕の歌が認められたってことは……地球の人たちにとっても……死は大切なもので、愛の終着点なんだって思っていいのかな?)」
「ブツブツブツ……(みんな早く……静かな眠りについて……僕の惑星にやってきたらいいのに……そしたら僕のオリヅルをここにいるみんなにも折ってあげれるのに……そうだよ……永遠の眠りについて、ずっとずっと僕のそばで……安らぎに包まれて変化のない毎日が過ごしながら……――)」
???
「ちょっと待った――――!!!」
「誰……? 大きな声……うるさい」
ステージの端から現れたのは
次のステージに立つはずの火星代表レジェンド!
「誰? じゃねーだろ!!
おまえ台本ちゃんと見てたのか!?」
「台本? そんなの知らない……」
「はぁ!? まったくどいつもこいつも協調性のない奴ばかりだな。いつまでもスタンバってるオレが呼ばれないわけだよ」
「……?」
「わかってねーみたいだから説明しとくな。このバトルは歌い終わったら次の奴にマイク渡してバトンタッチしてく流れになってんの。
ほら、あるだろ? 武闘大会とかで試合前に口げんかして観客沸かせるやつ、あれだよあれ」
「…………けんか……野蛮人だ……」
「だから違うってば!! 観客を楽しませるパフォーマンスの一種!
だから次のステージを飾るオレに吹っかけて来いって。お前もステージ前にオリビエにいろいろきかれただろ!?」
「あっ……」
「そうそう、ようやくわかったか」
「オリビエも野蛮人だったんだ。水星人は温厚って聞いてたのに……」
「だから、ちっが――――う!
あ~~もう、話にならねーな、おまえちょっとマイクよこせ」
「っ……僕に触らないで!」
「おまえはちょっとこれでも読んでなって」
「ん? なんだこれ」
「(さっきステージ裏でオリビエのやつに渡されたカンペだよ。
台本なくてもこれ上から順に読んでりゃいいからな?)」
「(……わかった、読む)」
「ええと……ではここで次なるステージを飾る戦の惑星の猪突猛進、
火星代表レジェンドの登場です、わー……ぱちぱち」
「うわー……すげー棒読みだな、次はもう少し心込めて読もうな、5点」
「……むすっ」
「そう怖い顔すんなって。ってことで、オレがご紹介に預かったレジェンド(CV:柿原徹也さん)だ!
地球には火星で行われた武闘大会に勝ち抜いてやってきた。でもオレはこの歌バトルで勝利しても地球を支配しようなんて考えちゃいない。だから会場のみんな、安心して心から応援してくれよな!」
「……じゃあ会場からの質問。火星はどんなところですか? レジェンドは普段どんなことをしていますか? と聞けとカンペに書いてある……」
「カンペのことはいわなくていいっての。ちなみに火星は地球と比べたら何もない星だよ。中央にそびえ立つオリンポス山が定期的に噴火する以外は一年中砂嵐の熱風に包まれてる」
「不毛の星……。だから豊かな地球を侵略して、美味しい蜜を吸い取ろうと……」
「だからそんなことしないって!
あと休日はだいたい長老のじっちゃんのもとで修行してる。火星は争いが絶えないから、いつ何が起きても対処できるように鍛錬は怠れないんだ。
次の質問は?」
「好きな女の子のタイプは? と書いてある」
「は? 何その質問。普通、好きな必殺技とか、子供の頃に憧れたヒーローとか、そういうことを聞くんじゃないのか?
あっ、そっかオレ今アイドルとしてやってきてるんだった」
「女の子の手料理なら何がうれしいって質問もある」
「手料理? 修行に明け暮れてばっかだったから、考えたことあまりないんだけど……」
「好きな女の子のタイプ……早く答えて。
こんなステージさっさと終わらせて早く帰りたい……」
「わかったわかったから、今答えるから」
レジェンドに寄せられた気になる質問。
その答えとは?
宇宙一の征服系アイドルをオトすのは……キミだ!
というわけで、気になる投票について遂にお知らせ!
「04.土星のチザネ(CV:蒼井翔太さん)」発売を控え盛り上がってきている銀河カレシですが、近々イベントについて開催のご案内をできそうです。
イベントに参加していただくキャストの方は投票のみで決定するものではございません……が、「04.土星のチザネ(CV:蒼井翔太さん)」発売後に、第1回人気投票を開始し、さらに盛り上がっていきたいと存じます!
期日は追ってお知らせします。
既に長い間お待ちいただいているところ恐縮ですが、今しばらくお時間を頂戴します。
ミニキャラアイコン追加の予告

ひつじぐもオンラインショップでご購入いただいていたお客様に同封していた御礼のカードのミニキャラがTwitter等のアイコンで登場します!
追加後、銀河アイドル超カレシ公式サイトで周知に努めて参ります。
さて、04.土星のチザネ発売まであと1週間。銀河騒ぎ次回更新は……なんと、明日! お楽しみに!