ついに再開した歌バトル!
後半トップバッターは木星代表ボルケーノ・ポルポル。
会場より彼に寄せられる質問は……?

木星の超銀河アイドル、ポルポルはウマい飯を求めて地球でアイ活しているところだ。
「俺のティラーノで家まで送るぜ、お嬢ちゃん」
あなたの家の前の道路をペットの恐竜で粉々にしたところからふたりの距離は一気に近づくが――!?
製品概要
◆発売日 | 2014年 8月 6日 (水) |
◆タイトル | 銀河アイドル超カレシ 06.木星のボルケーノ・ポルポル |
◆ジャンル | 地球に飛来する侵略系アイドルを毎月連続で籠絡していく、キャラクターソング付きシチュエーションCD |
◆CDキャスト | 置鮎龍太郎(おきあゆりょうたろう) |
◆品番 | GUMO-0056 |
トラックリスト
1 心してボルケーノ・ポルポル攻略にあたれ
2 遙かなるウマい飯を求めて
3 ごめんね by ティラーノ
4 木星人の誇りは捨てねーぜ
5 流星渡りで、アンタと……
6 アンタの飯のあたたかさ
7 流星Running Star(歌)
8 ずっと、アンタを守り抜く
9 メッセージ from 置鮎龍太郎(初回プレス盤にのみ収録)
「よし、そこの髪の赤い女、貴様だ貴様、言ってみろ!
……なになに? ボルボルの生まれ故郷がどんなところか知りたい?
おい、答えてやれ」
「その前に今その嬢ちゃん俺の名前間違えなかったか?」
「俺にとっては貴様の名前などどうでもいい」
「俺にとっては良くねえ!」
「星は大きいくせに細かいことを気にする奴だな」
「うるせえ、俺の星では名前には魂が宿るって大事なことなんだぞ?
いいか、地球の嬢ちゃん方、俺はボルボルでもホルホルでもねえし、
プルプルやピルピルなんかじゃ決してねえ! あまつさえ今回のパンフにまで誤植されてるポムポムじゃなんか美味しそうなリンゴのデザートみたいになっちまうから断じて違う!」
「デカい図体をしてリンゴのデザートに謝れ。どちらかというと貴様はリンゴというよりリンゴのなる木だ」
「ああ!?」
「だいたい貴様間違った名を連呼して、正しい名をいわずにどうするのだ、肝心なところで抜けているのではないか?」
「土星じゃ男は適当に構えてるもんだぜ。そしていざって時に一族を支える存在として働くんだ。
この前の山火事の時だって俺が先頭に立ってみんなを風上まで逃がしたんだぜ?」
「ほう……貴様ただの木偶ではなかったのか」
「木偶だったら惑星の代表として地球まで来てねえだろ」
「うむ。ところで先ほどの質問には答えてやらんのか?」
「おっと悪かったな。俺の星は緑が多いことで銀河系でも有名なんだけど、その中でも特に星のヘソんところにある大樹はすげえぞ。なんつっても銀河一古くてデカい巨木だからな」
「俗に緑の惑星の銀河樹と呼ばれているやつだな」
「俺の星では神様みたいに崇められてんだ。つっても今は観光地と化してるけどな」
「最近になって銀河遺産に登録されたそうだしな」
ああ、でも俺はちっちゃい頃からよくよじ登ってたぜ」
「罰当たりな奴だ」
「地元民は特別なんだよ。なんたって大樹のてっぺんから見る木星の地上はめっちゃくちゃキレイで銀河百景にも選ばれてんだぞ」
「大樹以外に見どころはないのか?」
当初は雲行きが怪しく思えたものの、ポルポルの故郷の話題でトークも盛り上がってきたようですね。
次号に続く!