【感応時間3 6,000文字小説】囚人×シスター「情熱の名前」

感応時間3 情熱の名前その日。朝から嫌な予感がしていました……。

不吉な色の猫が貴方を見て鳴き声を上げたり、カラスが纏わりついてきたり、という出来事があったせいでもありますが。

普段はこんなこともなければ、こんな風に嫌な予感に襲われることもないのです。しかもこんなにも、お天気は良くて、空は高く澄んでいるというのに――。

……けれど。その胸騒ぎは、当たってしまうのでした。

神父
「シスター。今日は、監獄へ行ってきてもらえますか?」

貴方が懺悔に来た方々に挨拶をしているところでした。神父様がやって来てそう言いました。

シスター
「監獄……ですか?」

貴方は思わず浮かない顔をしてしまいます。神父様はニッコリと優しく微笑み、言葉を続けます。

神父
「恐れることはありません。そこにいる少年に会い、彼の心を救うのです。貴方には、それができますよ」

神父様の言いつけとあらば断ることはできません。いくら嫌な胸騒ぎがしていようとも……。

シスター
「……分かりました。行って参ります」
街並み

街外れにある監獄。囚人の彼へ会いに行くのに、こんなにも足取りが重く、気分が沈んだことはありません。

自らを叱咤し、監獄内の面会室に座ります。

扉の外から鎖を引きずる音と、足音が聞こえてきました。きっと彼です。

「囚人番号5421番、入ります」

扉の奥から凛々しい看守の声が聞こえてきました。貴方はその声で、条件反射のように席を立ちます。

看守に連れられた囚人の彼は、貴方をちらっと見ると、すぐに不機嫌そうに椅子に腰かけました。

その頰には生々しい傷があります。またケンカをしたのでしょうか。

シスター
「こんにちは」

貴方は彼の様子を窺いながら、控えめに声を掛けました。

囚人
「……何しにきた。シスター。俺は今、虫の居所が死ぬほど悪い」

低い彼の不機嫌な声に、貴方の胸がざわつきます。

囚人
「今日はあんたに会う気分じゃねぇし……。とっとと帰んな」
シスター
「いえ……帰りません。貴方のその、不機嫌の原因と頰の傷の理由をお聞きするまでは」

彼は更に険しい表情になり……けれどすぐに、ふんっと鼻で笑いました。

シスター
「ど、どうして笑うのですか」
囚人
「そりゃ、あんたの考えてることが分かったからさ」
シスター
「え……?」

ニヤリと、彼の口元に妖しげな笑みが浮かびます。貴方の心臓は大きく音を立て……。

シスター
「そんなこと――」
囚人
「分かるはずねえって? ……残念だな。俺はあんたの考えてることは何でも分かる」

ガシャリと手錠を揺すり、すっと彼が貴方に向かって身を寄せました。テーブル越しなのに、体温が伝わってくるようです。

囚人
「……あんたは、この前の続きを求めてる」
シスター
「なっ……何をおっしゃってるんですか!」

低く囁かれた彼の言葉に、一瞬にして貴方の頰は真っ赤に染まります。彼の香り……バニラスモークが鼻孔をくすぐります。身体の芯がぶれるような熱くて冷たい感覚が襲います。

鋭い彼の声に気を許したら、その声に身体全体がむしばまれそうなのです。

そんな貴方の様子を、彼は面白そうに見ています。

囚人
「くくっ……ほら、せがんでみろよ」

貴方はきゅっと唇を嚙みしめました。

どうして彼はこんな言い方をするのでしょう。どうして私はこんなにも彼に憎まれなければいけないのでしょう。

しかし、今日、私は彼の心を救いに来た。そして、私は神に身を捧げた者……。ですから、この試練にも耐えなければいけません。

そう決心して、口を開きます。湿気臭い空気を喉に貼りつかせながら……。

シスター
「あ、あの」
囚人
「あぁ?」
シスター
「頰の傷……その傷は、またケンカでもしたのですか?」
囚人
「あ? 知るか。んなこと今はどーでもいいだろ」

眉間に皺を寄せ、心底めんどうそうな顔をして彼が言います。

こんなに機嫌が悪い彼は今まで見たことがありません。怖い……そう感じてしまいます。いつもの彼とは違う……。

囚人
「そんな退屈な話よりも、もっといいことしようぜ。そうすりゃ俺の機嫌も少しは直るかも知れねーし」
シスター
「……退屈な話ではありません。貴方にとっても大事なことではないでしょうか」

気丈に振る舞いながらも、彼の鋭い視線が苦しく目を伏せながら話してしまった時。

囚人
「目ぇ、逸らしてんじゃねぇよ」

ビクリ……低く迫力のある声に貴方の身体は強張り、すぐに彼の目を見上げました。

囚人
「……つまんねえな」
シスター
「え……?」

今度は、掠れた声で彼が呟きます。

囚人
「……今日のシスターは、魅力を感じねぇ。なあ……もしかして、俺以外の男に抱かれたか?」

予想もしなかった言葉が、ガツンと貴方の頭を殴りつけました。そんなことはあるはずがないのです。

貴方は、あくまでも感情を抑え静かに口を開きました。

シスター
「……何をおっしゃっているのです。私は修道女。神を愛した身です」
囚人
「ふぅん……神ねぇ……」

彼は、笑いながら続けます。

囚人
「俺にはシスターがさかりのついたただの女にしか見えねぇな。物欲しそうな顔しやがって。あんた、よくそんな顔で普通に生活できるな」

刺のある言葉はまだ続きます。

囚人
「俺以外の男の前でも、そんなそそる表情してんのか? ……ふんっ。そんなことしてたらタダじゃおかねえ。それが例え、神ってやつでもな」

彼の言葉を聞くにつれ、頭にどんどん血が上り、とうとう貴方は、シスターらしからぬ行動に出てしまいます。

シスター
「……今日はもう、帰ります」
囚人
「あ……?」

貴方はそのまま……。

囚人の彼を残して面会室を出てしまったのです。今の彼と時間を共有するのは、とても危険な気がしてしまったから……。


帰り道、ただただ自分に言い聞かせました。きっとこれで良かったのだ、と。それだけでなく、貴方は神父様に告白しました。自分に囚人の慰問は無理なのだと。神父様は、貴方の顔を見下ろして、「では、次からシスター・マリーに行かせよう」と言いました。

シスター
「ありがとう……ございます……」

だって、誰が貴方を責められるでしょう。

貴方は修道誓願を立て禁欲的な信仰生活をしなくてはいけない身。そしてとても優秀な修道女であり続けていたのです。俗世にまみれた囚人はとても似つかわしくありません。

幸運なことに、貴方は、囚人の少年と、薄暗くかび臭い監獄からその日を限りに解放されたのでした。

修道院

それから数日。

解放されてから日にちが経つごとに、貴方の心を反比例するかのように彼がむしばみ始めました。貴方が敬うべきは神。考えるのは神様だけ。なのに、彼の足下にすがって泣きじゃくりたくなるのは何故なのでしょうか。

一つだけ確かなこと。それは、神がきっとそんなことをお許しになってはくれないということです。

彼のバニラスモークの香りを、彼の声を、彼の全てを……撫でるように思い返しながら過ごす日々のうち、貴方には食欲もなくなり、次第にやせ細っていきました。けれど、これは神が貴方に下した罰だと……自身に言い聞かせ続けました。

貴方が苦しく葛藤を続けている、そんなある日の昼下がり。教会にひとりの男が懺悔をしにやってきました。

「シスター。私の懺悔を聞いて下さい」
シスター
「あの、私では赦しを与えられません……神父様を呼んできます」

そう言いながら彼の顔を見上げて、貴方ははっとしました。いつも少年を面会室に連れてきていた、あの看守だったからです。

しかし、男は貴方に気付いた様子はなく、言葉を続けました。

「では懺悔でなくてかまいません。聞いてもらえないでしょうか?」

男は苦しんでいる様子でした。貴女は彼を椅子に導き、自身も隣に座りました。

シスター
「では、私でよければ話して下さい。すっきりすることもあるでしょうから」
「ありがとうございます。私の仕事は囚人の監督です。囚人の中でもあるひとりの聞き分けがなく、何かある度に私は折檻してしまうのです」
シスター
「あなたは仕事を全うしているだけなのでしょう?」
「もちろん、そうです。ですが、折檻した後、彼の赤い瞳が私を睨んできて……」

貴方は言葉を失ってしまいます。

囚人で、赤い瞳……。

「折檻の後、いつも私は罪の意識にさいなまれるのです。ですが、次にその目を見ると、また彼にひどいことをしてしまう」
シスター
「…………」
「私は自分が怖い! 今までしたことないようなひどいことを彼にしてしまいそうになる……!!」

囚人で、赤い瞳。そして金色の髪。

貴方の胸の奥底がじくじくとうずきます。

シスター
「……あなたは仕事を全うしているだけです。彼を善の道へ導くのが貴方の仕事……でも、ひどいことをしたと思うなら、少しだけ手加減してあげて」

貴方は同じ言葉を繰り返します。それは、貴方自身に言い聞かせていた言葉でもあるのかも知れません……。

「私だって折檻はしたくありません。が、面会に来る修道女が変わってしまってから、荒れ始めてしまいました……」

ああ。貴方は男にばれぬよう、そっとため息をこぼしました。

「彼は素直ではありませんし、苛つくことがあればシスターにもあたっていたのでしょうが……彼にとって、あのシスターが心のより所だったのかも……」

そう言い終わり、男ははっとしたように、貴方を見ました。男は気付いてしまったのです。その目は貴方に問いかけています。――もしや、少年を慰めていたのは貴方だったのか? と。

胸の中のうずきが大きく、制御できない程になっていく……。

貴方は――。

帰宅するという男を見送ったあと、うずいてしまった気持ちに導かれるまま教会を出ました。教会の十字架に背を向けて、貴方は監獄へ、囚人の彼に会いに向かったのです。

彼と出会う前は、堂々と神に身を捧げたと言えたのに。

今は明るく、誰をも迎える教会に背を向けている。薄暗く背徳に満ちた監獄へ向かうために。

 

――暗い、面会室。

ここへは貴方は、女性にはあるまじき小走りで来てしまいました。しかし……心臓の動きが速いのは、きっと小走りのせいではないのです。

赤い瞳が恋しくて、金色の髪が愛おしくて、会いたいという願望は募っていく……。もうすぐ面会できるというのに……。

そして――。

すぐに面会室の扉は開きました。

目に入ったのは、恋しく募った赤い瞳……。

その赤い瞳が一瞬、見開きました。そして少し、ほんの少しですが彼の表情が緩んだようにも感じました。

が、気のせいだったのでしょう。すぐに顔を鋭く引き締め、不機嫌そうに貴方から目を逸らします。その恋しい瞳は、貴方に向けられないまま、彼は椅子に腰かけました。

囚人
「……よぉ」
シスター
「こんにちは」

彼のたった一言の挨拶。けれどそれに貴方は、小さな心遣いを感じて、心が温かくなったのを感じました。

少しの間の後、彼が先に口を開きました。

囚人
「ちょっと顔見せねえ間に、瘦せたんじゃね?」
シスター
「え……? そうでしょうか……?」
囚人
「ああ。元々細ぇのに、これ以上細くなったら魅力半減になる」
シスター
「……最近、食欲があまりなくて」
囚人
「へえ……。そんなに俺のことが恋しかったのかねぇ、シスターは、さ」
シスター
「っ……」

ぎくり―――と鋭い指摘に身を震わせます。確かにあの日から、食欲がなくなったのです。

囚人
「まぁ、いっか。これ以上瘦せんなよ」

心なしか、囚人の彼の機嫌は良さそうです。この前の彼とは大違いな、優しい雰囲気が貴方にも伝わってきます。ほっとしたまま、彼を見ました。

囚人
「それに……久々にふたりきりだからな。今は楽しみたい」

ふたりだけ……そのことを強く意識し、貴方の頰は一瞬にして火照りました。

貴方の身体の芯。身体の奥底で覚えている……彼の感覚。それを思い出す……。

囚人
「なぁ、シスター。この前の態度詫びにきたんだろ?」

まず甘い香りが、貴方の鼻孔をくすぐって……。その後、痺れるような低い彼の声。いつも溺れてしまいそうになる彼の声……。

シスター
「……は、はい。この間はすみませんでした。シスターらしからぬ……行動をしてしまって」

慌てて取り繕うように話を合わせます。

囚人
「ああ、あんたは俺の前ではシスターじゃねぇもんな。あんな態度とったのは、ふたりの秘密が神様にでもばれちまって、罪の意識にさいなまれてる……そうだろ?」
シスター
「え……それは……」
囚人
「そんなに悩ましい顔をして、俺を誘う……だから俺だって……」
シスター
「……」
囚人
「ふん。きっとあんたのことだから、こう頼みにきたんだろう?お願いです。これからも会って下さいってな」

貴方はそっと目を伏せ、小さく素直に頷きます。

シスター
「はい……これからも、貴方とお話をさせていただければと思います」
囚人
「……あ? 何言ってんだ……。いつまでも貞淑ぶってんじゃねーよ。いい加減、いつものように素直になりな」

彼の強い眼差しが、貴方を逃すまいとでもいうかのようです。

囚人
「聞こえなかったのか? さっさとこっち来いよ」

挑発的な口調と視線ながらも、彼の口元には小さく笑みが浮かんでいました。彼の妖しく光る瞳。いつも貴方を惑わす彼の声と視線……。

抗うことなどできないまま、貴方は静かに彼に近づいていきます。

囚人
「……やっと素直になったのかよ」
シスター
「あなたが……近寄ることを望んだので……」
囚人
「へえ……つまりあんたは、俺が望めば何でもするっつーことだな?」
シスター
「え……それは……」
囚人
「どうした? いつもの気丈なあんたはどこ行ったんだよ。ほらもっと近づいて俺の目を見て返事しろよ」

ピクリと……貴方の体は震えました。それは既に彼が手を伸ばせば届きそうな距離にいて、ぐっと身を乗り出し貴方に話しかけたからです。

貴方の耳に直接流し込まれるような、彼の声……。

貴方は無意識に……そっと彼の頰に手を伸ばしていました。

彼は驚いたように貴方の顔を見つめます。貴方だって、自身のした行為に驚いてはいましたが、その手を離すことはどうしてだかできません。

こんなに恋い焦がれた人に今、触れているのですから――。

貴方は傷のある彼の頰を、そっと優しく優しく微かに震える手で撫でました。

囚人
「……あんたが俺に触れてくるなんてめずらしいな」
シスター
「この傷は……?」
囚人
「ああ。看守にケンカ売っただけだ」
シスター
「そうですか……。あまり無理をしてはいけませんよ」
囚人
「……説教なんか、いらねえよ」

そう呟いたと同時、彼はさっと顔を横にし、貴方の手に口づけました。

大きく心臓が飛び跳ねます。

柔らかな、よく知る……彼の唇の感触。

時が……止まったかのようでした。彼が舌を出し、ぺろりと貴方の手を舐めるまでは――。

シスター
「なっ……!」

貴方は咄嗟に手を引きかけ、すぐに彼の瞳に制されました。その瞳は無言で「逃げるな」と貴方に告げてきます。

囚人
「……分かってんじゃねーか」

彼はニヤリと嬉しそうに笑い、そして綺麗に並んだ白い歯の隙間から……血色の良い舌が覗きました。そして……貴方の指に、彼は舌を這わせます。

貴方の背中に甘いうずきが走り抜けます。

ペロリ……そっと、貴方の様子を窺いながら、彼の舌が動く。貴方の指の間を這い、貴方の指先を抜け爪の先を舌先でつつく……。

甘いうずきは、ジンジンと貴方の体を熱くしていくようです。

彼はその行為を繰り返し、舌では満足できないのでしょうか。彼は形の整った唇を直接付けて……貴方の指を吸いました。

ビクリ……試すように、そして彼自身も楽しむように。そっと目を伏せ堪能したり貴方の表情を観察したりと、その行為を繰り返しています。

そして――。

囚人
「なあ、今日もあんたのこと、もっと堪能させてくれよ」

甘く、低い声で貴方の耳を震わせたのです。

指先で起きた熱は全身を走りたがっている。けれど貴方はまだどこかでそれに抵抗してしまうのです。

貴方は……答えに困り、瞳を泳がせました。

と、彼は。

囚人
「ふんっ……あんたの許可なんかいらねーよな。あんたは強引にされるのが好き。俺は強引にするのが好き……そうだろ?」
シスター
「……わ、私は……」

咄嗟に否定しようと発した貴方の声は、とても掠れていました。緊張のせいなのかとても喉が渇いています。

そして鼓動は未だ速く、その熱も冷めぬまま……。

囚人
「今更、シスターぶってほしくないね。ここに来た以上、言い訳なんかいらねーんだよ。あんたは俺を楽しませるためにここへ来た。いや、違うか……自分が楽しみたいがために、ここへ来たんだ」
シスター
「ちがっ……」
囚人
「いや、違わねー。俺の言葉が正解だ」

何故、はっきり違うと言えないのでしょう……。

それは……貴方も彼を求めている証拠――。

貴方は……愛する神に背く行為だと知りつつ……今ここにいる。

囚人
「なあ、早く俺に会いたかったって言えよ」
シスター
「それは……」
囚人
「あんたはもう、俺しか見えてねえ。何もかもを投げ打ってもいいと思ってる」
シスター
「そんなことは……っ」
囚人
「俺は、思ってるぜ」

貴方ははっと息を詰めます。

彼の言葉に、貴方の胸はきつく絞られるような痛みを感じました。それはとても甘く、とても切なくて……。

囚人
「今はもう、あんただけが欲しくてたまんねー……」

冷たく鋭い視線は影をひそめ、今はただ……ただ熱く熱を帯びた彼の瞳……。これまでこんな瞳を向けてくれる人に貴方は出会ったことがありません……。

そうして貴方は思うのです――。

シスター
「私も、同じです……」

と…………。

感応時間3小説 情熱の名前

END

情熱の名前について

感応時間短編劇場で2012年より販売されていたSS「恋の胸騒ぎ」。

利用者も少なくなってきているため、訂正、追記を改めて行い、広く公開し、ファンの皆さまに楽しんでいただければという目的で改名して公開しました。

ちなみに、イラストはHs先生に描いていただいています。

感応時間シリーズについて

シリーズ10万枚以上の販売を記録している、催眠を用いて、声に従う快感を感じていただくシチュエーションCD「感応時間」。

全編ダミーヘッドマイクで収録。呼吸法により誘導から、カウントにより深化、そして覚醒まで。催眠セラピーなどで行われるひととおりをこのCD1枚で体験できるのは、他のシチュエーションCDにはない特徴です。

ひつじぐもオンラインショップで販売している「感応時間」は初回盤や店舗特典が付属しているものも数多くあります。↓の録り下ろし(本編には収録されていない)PVをご覧になって、囚人の少年に催眠にかけられてみてください。