インターンシップ体験者の声

A. S. さん

A.S. さん

ディレクター

地元の大学を卒業後、事務職を経て上京。ひつじぐものインターンへ。現在は夢のゲーム業界に無事就職を果たした。

「シナリオよりもプロットやディレクションが向いているかもしれない」と言われたことが今の仕事にも繋がっています。

Q1:もともと文章を書くのは得意でしたか。

どちらかというと得意なほうだったと思います。

学生のころは感想文とか小論文とかあまり好きではなかったのですが、大学生のころから小説を書いていたので、フィクション限定でしたら基本的な文章力や“書く体力”みたいなものはあったのかと。長い文章を書くことも苦痛ではなかったです。

ただ文章力があるのかどうかは自分でもよくわかりません。その分、「下手だからもうやめよう」みたいな葛藤は少なかったのかもしれませんね! やってみたいからやる、という感じで、才能とか気にせずひたすら書いてました。

どんなものでも書きっぱなしにしないで完結させるということを小説を書き始めた最初のうちから意識していたのでそれだけは得意だと言える気がします。

Q2:シナリオライターインターンシップに参加した理由は何ですか。

実はけっこう勢いでして……

元々ノベルゲームが好きだったのですが、一年前のクリスマスごろ急に「よし18禁のゲームやってみよう!」と思いついて、昔Amazonの「欲しいものリスト」に入れっぱなしだったひつじぐもさんの「女王蜂の王房」をポチったんです。

それがものすごく面白かったので、この会社は他にどんなゲームを作っているのかとサイトを見に行ったらインターンシップの募集広告を見つけました。

ゲーム業界は専門学校なんかを出て新卒で入社しないと入れないものだと思いこんでいたので「未経験可」とあったのでこれは!と思って応募しました。元々面白そうだとすぐ自分もやってみたくなる性質で、臆面もなく色んなことに手を出すタイプだったので、数日だけ迷ってすぐ応募しました。

(あと「女王蜂」のシナリオを書いた方に会ってみたいというミーハー心です!)

Q3:社内の雰囲気やメンターについて教えてください。

オフィスは静かで、それぞれが振られたタスクをもくもくとやっている感じです。集中できる環境でした。席も決まってなくてわりと自由でしたし、畳の掘りごたつみたいな席があったりとユニークです。

現在、オフィスに掘りごたつはありません。

フォローバックはとても丁寧に見ていただきました。印象的だったのは、何か不安などがあったら直接話しにくいときはチャットやメールなど文章で良いから相談してくださいと仰っていただいたことです。

それからゲームシナリオの基本的な知識や乙女ゲームのルールなどを習い、時間を計りながら執筆の練習をして、数週間くらいで実務に入らせていただきました。

内容もジャンルも色んな案件を経験できましたが、その中で自分に何が向いているのか適正を見てもらえたのがとても大きかったです。そこで、「シナリオよりもプロットやディレクションが向いているかもしれない」と言われたことが今の仕事にも繋がっています。

Q4:シナリオライターインターンシップに参加するまでや参加中の課題ややった勉強について教えてください。
応募した後、返事が来るまでは、ひつじぐもさんのHPにも書いてある「無人島課題」を書いてみました。とりあえず何かゲームシナリオというものを一度書いてみたかったので、ネットで一般的な形式を調べて、自発的にやっていました。そのあと他の課題を出されたので提出することはなかったのですが。

インターンが決まるまでの課題は「こういうキャラでこういうシーンを何文字くらいで書いてください」という感じのお題をいただいてテキスト作成をしたり、今まで書いた小説を少し提出しました。それから社長のブログで紹介されていた乙女ゲームシナリオの書き方の本を読み、もう一冊似たような本を買って読んだりしていました。

参加中の課題は実務メインだったので、実践力を身につけられたと思います。

Q5:シナリオライターインターンシップ終了後はどのような仕事に取り組んでいますか。

終了後も継続して在宅でお仕事を頂いておりました。わたしはシナリオライティングはあまり向いていなかったようなので主にプロット作成の仕事です。

お仕事をさせていただきながら就職活動をしていたのですが、ゲーム制作会社に中途採用が決まりました。

現在はシナリオディレクターとしてスマホアプリ乙女ゲームのシナリオディレクション業務を行っています。主に月ごとのイベントシナリオや短いシナリオのプロット作成と、それを元にライターさんが書いたシナリオの監修などです。あとは稀にSSを書いたり、イラスト発注の資料作りや技の名前を考えたり、それからボイスの収録にも行かせてもらいました。

入社して三ヶ月くらいなのでまだまだアシスタント的なポジションですが、今まで無縁だったシナリオ関係の仕事に携われてとても充実しています。

Q6:最後に、シナリオライターインターンシップに興味のある方にメッセージを

なんとなく普通の会社員になる人はたくさんいると思いますが、なんとなくシナリオライターになる人はまずいない、と思います。

なろうと思わないとなれないからです。クリエイティブ系の仕事は大体そうではないでしょうか?

なるためには一歩を踏み出すこと。まずは応募しないと何も始まりませんし駄目だったら駄目で諦めがつきます。実際わたしはライトな文章がどうにもかけなくてライターは諦めたのですが、お陰で向いていることが見えてきました。

大袈裟じゃなく、人生の転換期だったなぁと思っております。

……ちなみにというか、やっぱりというか、ゲーム業界の人は十中八九オタクなのでそういう意味でも転職してから楽しいです。昔地元で普通の事務職していたときのことを思い出すと考えられない環境です!