ひつじぐもを知る
ひつじぐもはドラマCD企画・製作・販売の企業です。
ひつじぐもはドラマCDメーカーとして、企画、製作、販売まで一気通貫体制でコンテンツビジネスを展開しています。オリジナル企画であることと、小中規模エンタテイメントコンテンツに範囲を限定することにより継続的にタイトルをリリースでき、経営基盤も安定しています。
また近年では、音声をIPとした書籍化などのメディアミックスや、ゲームの海外展開なども積極的に展開しています。
ひつじぐもで働くのがおススメな理由
ひつじぐもで働くメリット・デメリットをご紹介します。ある人にとって心地よい職場環境でが別のある人にとっては地獄のように感じることは稀ではありません。ひつじぐもの利益を享受できるかどうか吟味していただければ幸いです。
コンテンツ制作の網羅的なスキルが身につく
一般的なゲーム会社などでは、企画、販売(営業)、製作などの各フェーズで異なる担当者がつきます。ひつじぐもでも同様に分業していますが、業務の可視化と定期的な話し合いの場を設けることにより、プロジェクトマネジメントスキルやシナリオやデザインなどのクリエイティブなスキルなどが網羅的に身につきます。
フレーバーテキストの作成から監修に至るまで、特にシナリオに関する教育が確立できているのも特徴です。シナリオ制作を他社から受託していた実績とドラマCDのクオリティがシナリオに強く依存しているためです。卒業した方も他社に内定したりフリーランスのシナリオライターとして活躍したりしています。報告をもらう際、一様に「ひつじぐもでのシナリオの執筆スキルや監修スキルを評価してもらえた」と言われています。
また、クリエイティブなスキルだけに偏重するのではなく、どの職種でも入社後は日報や議事録、報告書の自社フォーマットを使い、言語化能力や改善など、業界、業種によらない普遍的なビジネススキルを身につけます。
オリジナル企画を手がけられる
転職者からよく聞くのは、なかなか自分の企画を作らせてもらえなかった! という悩み。コンテンツは当たり外れが激しいので、人気の原作を版元から引っ張ってくる経営方針の会社も少なくありません。
製作費・開発費の増大や長期化も一部のエンタメ業界の課題になっています。ソーシャルゲームを例にすると、開発に数年、リリースしてから運用が終了する(クローズといいます)までさらに数年かかります。開発よりもむしろ運用資金が課題になることも多く、クローズまでのビジネス的な判断は早期化しています。また、採算が取れないと経営陣が判断すれば開発の途中でプロジェクトが終了することも珍しくなく、自分の手がけたタイトルが日の目を見たことがない、という人もいます。
ひつじぐもで取り扱うタイトルは基本的に全てオリジナル企画。1プロジェクトにかける製作期間は半年程度です。プロジェクトのバッティングはありますし、スピーディに企画を提案していく厳しさはありますが、自身のクレジットの入る企画を進めていくことには、何よりもやりがいを感じるはずです。
受託・イベントはほぼゼロ。仕事をコントロールできる
ここ数年、ほぼ全ての受託を断っており、自社の事業に専念できる環境が整っています。ライセンスアウトによる厳格な著作権コントロールもなく、他社の都合やイベントで振り回されることもありません。これは自社でコントロールできるかという軸で事業内容を取捨選択しているからで、メリハリがある働き方ができるようにしています。
コアなお客様に支えられたメーカーである
ひつじぐもはコアなお客様(ファン)に支えられているメーカーです。コンテンツのクオリティを信頼し、新作を継続的に購入・予約してくださるお客様がいてこそ成り立っています。平均して発売後、1ヶ月足らずで利益が確定しており、競合他社と比較しても新作の収益性は低くありません。
一方、企画から販売まで一気通貫で自社で手がけるところは流通やプラットフォーム、店舗とは大きく違います。商品ジャンルを知っている程度の未経験者の場合、入職後、実際の業務と想定した業務にスキルや方向性が乖離していると感じやすいようです。ミスマッチは会社の教育だけでは埋められません。ファンになってほしいとまでは考えていません。ただ、 ターゲットを知って、どんなコンセプトで製作されているかを他製品と比較して分析するのは、仕事にすれば誰もが当然やることです。 エントリー前に私たちの商品を知り、仕事として関わることをできるだけリアルに想像できる人は入社後も活躍できることでしょう。
熱量を持った仲間がいる
私たちはこだわりと自負を持ったチームです。言われたことしかしない人は社内にはいません。各々の専門分野の知見によって皆で課題を解決しようとします。こう書くと怖い雰囲気のように感じるかもしれませんが、親切で朗らかな人ばかりです。
これはスキルよりも価値観やカルチャーフィットを重視した採用を行っているからであり、安定した人間関係の中で仕事に集中できるような環境ができるように努めています。
こういった仲間に囲まれて仕事をするのは、特にキャリアの初期においては大事なことです。
事業内容
ドラマCDづくりの最初から最後まで、すべてに一貫して携われます。
プランニングから販売の流れを追いながら、それに携わる仕事をご紹介します。
プランニング
年間販売計画からコンテンツづくりが始まります。
自社の人的資本の確保だけではなく、メディアミックスや他社との協業が絡む場合はそれらも考慮しながら分析を行い、販売計画を作成します。
それらを元に商品の企画提案や生産計画を組んでいきます。
他社商品のリサーチや過去タイトルの効果測定なども踏まえた上で製作・製造・販売の方向性が決まり、最もワクワクするフェーズです。
製作
企画を元にシナリオやデザインなどのさまざまなクリエイティブを製作していきます。企画のコンセプトを元に、どんな見せ方をすればメッセージが伝わるか、魅力付けができるかを何度もディレクターや営業担当者、宣伝担当者と検討します。
また、営業担当者は得意先と製品や特典の販売条件をまとめたり、製造計画を遂行したりなど、自社製品のみならず店舗や他社商品の知識を活かし販売活動を行います。
どんなに中身が良くても、発売日が守れなかったり、公表されている情報が正しくなかったり、製品クオリティが製品によってマチマチだったりしてお客様にご不便をかけていたら、決して良い商品とは思えません。
この仕事がなければ、お客様が安心して製品を手に取ることはありえないのです。
完成
マスターと言われる入稿データが完成して、プレス会社(仕入先)に引き渡される段階となります。
特典物などを当社が製造する場合は、様々な納期がある特典物を確認しながら納期に納品先に納入します。
発売
無事発売日を迎え、お客様に商品をお届けすることができました。
しかしこれでプロジェクトは完了ではなく、お客様の声を集めたりプロジェクト収支を計算したり、販売促進を行ったりなど、お客様の声を取り入れ、新製品へ活かす仕組みづくりをしています。