感応時間9 ~赤~収録レポート

感応時間ファンの皆さま、ごきげんよう!

感応時間9~赤~の収録レポートをお送り致します。

今回の収録レポートは、ツイッター実況に引き続いて、沢城宗一郎が担当させて頂きます。

今回の感応時間、テーマはなんといっても「吸血鬼」。

そして感応時間5以来、かつ感応時間5とも違う「ダブルキャスト」です。

リスナーである「貴女」を愛する「クモ」と「サソリ」。二人の吸血鬼それぞれの物語が用意されています。

今回収録したのは、自由気ままなデイウォーカー「サソリ」。演じるのは置鮎龍太郎さんです。

「貴女」を巡って対立してしまったクモに監禁されたサソリ。

その地下牢に現れた貴女に、サソリは自分が持つ毒の効力を教えてくれます。

サソリが獲物を捕らえる、魅惑の猛毒が今回のキーアイテムです。

ひつじぐもでは何事も初体験の沢城、もちろん収録に立ち会うのも初めてです。

スタジオに入り、チェック用の台本を広げ、実況用のツイッターを準備して……とアタフタしている間に、

収録がスタートしてしまいました。

しかし、置鮎龍太郎さんが一言目を発した瞬間から、収録ブースにいるのは一人の吸血鬼。

その演技力に圧倒されて、沢城もツイッター実況の手が止まることしばしば、という有様でした。

最初は、ひつじぐも公式通販でも予告されている、特典用ミニドラマCDの収録から入ります。

サソリとクモ、そしてリスナーの3人が、どのような関係で日々を過ごしていたのか。それが垣間見える短編劇なのですが、

明るく陽気なサソリのイメージにまさにピッタリの置鮎龍太郎さん。

スタッフからも思わず「おぉ~」と感嘆の声が漏れておりました。

それでも「もうちょっと若い声がいい」という意見が出たところ、それを聞いた置鮎龍太郎さんは「やってみます」と一言。

即座に対応して、一瞬でサソリの完成度を上げてくるところは、さすがプロ! とただただ感心するばかりです。

砂漠に生きる一族らしく、太陽のようなサソリを演じる置鮎龍太郎さんですが、催眠パートを含む本編収録に入ると一転。

がらりと雰囲気を変えて、子どもだったリスナーには教えられなかった危険な遊びに誘う、魅惑の演技を披露して頂きました。

吸血鬼として長い時を生きてきながら、何度も何度も転生する貴女の魂を見つけ出し、愛してきたサソリ。

サソリは、その気持ちの全てを自らの毒に含ませて、貴女に伝えます。

収録の時点でディレクターの鬼むぅ(島田)を誘導しかけた置鮎龍太郎さんのサソリが、編集を経てどこまで行ってしまうのか。

スタッフ内でも期待がふくらんでいるところです。

サソリの毒によって導かれる催眠の世界、果たしてどのように仕上がっているのか、こうご期待ですね!

もちろん、感応時間シリーズ自慢の扇情的シチュエーションもきらりと光っております!

置鮎龍太郎さんは「あんまり上手くないんだよね」と苦笑いされていましたが、リップ音は思わず実況に乗せてしまうほどでした。

さらには、一番山場のたった一言は、なんと3回も録り直してもらっております。

毎回のことですが、今回の感応時間も細部まで全力です。

毎回、といえば。

感応時間シリーズは全編ダミーヘッドマイク収録でしたが、今回の感応時間9では、ノーマルマイクによる収録部分もありました。

まずノーマルマイクによる収録を終え、それからダミーヘッドマイクが登場したのですが、ツイッター実況で多少の反応が

あった通り、ファンの皆さまには小さなサプライズだったかもしれません。

全方位から話しかけられることが画期的なダミーヘッドマイクですが、それが普通となっている感応時間に使われるノーマルマイク。

これがまた逆の意味で新鮮に聞こえるかもしれませんよ?

とはいえ、メインはやはりダミーヘッドマイク収録によるバイノーラル録音。

今回も、「低い位置から徐々にのぼってくる」という指示があったのですが、苦心しつつもしっかり対応していただきました。

マイクの位置が固定されているため、下からのぼってくるような音にするには、置鮎龍太郎さんにしゃがんでもらい、徐々に立ち上がりながらの収録をお願いしなければいけません。

しかしこれがクセモノで、中腰の無理な姿勢を維持しつつ演技をする、という高等テクニック。

「途中まで立ち上がってストップ。声を入れたらまた途中まで立ち上がってストップ。の方法で録音して、編集でつなぎましょうか」

との音響スタッフさんからの提案もありましたが、「編集でつなぐと途切れちゃいますよね? じゃあがんばります」

とこれを辞退した置鮎龍太郎さん。

今回の収録でも印象深いこのシーン、どこで聞こえてくるのかは発売されてからのお楽しみです。

もちろん、特典のほうも豪華に収録して参りました。

おなじみフリートークでは、置鮎龍太郎さんもダミーヘッドマイクをフル活用して、

マイクに近付いたり離れたりしながら軽快なトークを披露されています。

プレゼント用のサイン色紙にもこころよくサインをいただきました。

このサイン色紙、プレゼントに先駆けて、池袋のステラワース様、アニメイト福岡天神店様にてお披露目されております

掲載期間はそれぞれのお店にお問い合わせとなりますが、機会があればぜひ見てみてくださいね。

ひつじぐもがお送りする、二人の吸血鬼による感応時間。

今の時点では、福山潤さん演じるクモがヴェールにつつまれたままです。

まだまだその姿を見せない様は、まさに吸血鬼、悪魔的とも言える感応時間9。

皆さまにその全貌をさらすのは、12月19日となっております。

今作も、応援よろしくお願いします!

なお、今回収録された試聴音声は既に感応時間9 ~赤~製品紹介ページで公開中! 発売までの間、是非ご堪能ください!