【新垣樽助さん】公式インタビュー!『吸血ウイルスVからの生存Vol.4 タクミ編 ~水槽を泳ぐ脳~』について「巧己は同世代で親近感」

シチュエーションCD『吸血ウイルスVからの生存Vol.4 タクミ編 ~水槽を泳ぐ脳~(CV:新垣樽助)』公式インタビュー

ひつじぐもより2019年1月23日(水)に発売する『吸血ウイルスVからの生存』第4弾。本作に登場するのは、地下街でカフェを経営している冨士原巧己。地下街に逃げ込んできたヒロインと出会った彼ですが、時を同じくして非感染者による抵抗活動が本格化し……。

シチュエーションCD『吸血ウイルスVからの生存Vol.4 タクミ編 ~水槽を泳ぐ脳~(CV:新垣樽助)』冨士原巧己の画像

【癒やし系包容力たっぷりバリスタ】

冨士原巧己(CV. 新垣樽助)

「ほら珈琲でも飲んで、落ち着いて話してごらん。時間ならたっぷりある」

年齢:35歳
誕生日: 4月29日
血液型: AB型
身長:180cm
体重:68kg

地下街のカフェを切り盛りするバリスタ。のんびりした性格で平和主義。

冨士原巧己役を演じる、声優の新垣樽助さんに作品の聴きどころから吸血鬼と出会ったシチュエーションについてまで、様々なことを伺いました。

シチュエーションCD「吸血生存」の収録を終えたばかりの新垣樽助さん

「 吸血生存 」の伏線を意識して――声優・新垣樽助さんが役に込めた想い

――まずは収録を終えての感想をお願いいたします。

冨士原巧己役・新垣樽助さん(以下、新垣):初めてではないんですが、ダミーヘッドマイクの収録では珍しく他の役者さんと共に会話を交えて収録できたので、新鮮な気持ちで収録できましたね。

――複数人で演じられるのは大変でしたか?

新垣:セリフを渡してもらえるので、僕はむしろやりやすいですね。自分の中で想像するよりも、直接伝えてくれる方が演技に入りやすいですし。やはり会話ができるので、そういうところが臨場感に繋がったりすると思います。

――今回も他のキャスト様にご登場いただき、ミステリー仕立てとなっております。そんな本作ですが、リスナーさんに向けて、こういうところを注意して聴くと面白いよ、など、アドバイスがあれば教えてください!

新垣:最後まで聞いていただくとタネはわかるんですけど、この話って実はこうなんじゃないか~と、想像させてくれるキーワードでしたり、色々な伏線がシナリオの中に張られていますので、自分の中で先のストーリーを想像しながら聴いていただけると面白いと思いますよ。

――リスナーさんが疑いを持つようなシーンでは、何か意識されましたか?

新垣:特に意識はしてないですね。「 吸血生存 」タクミ編の場合は意識せずにやった方が、話が進んでいくにつれて効果的になっていくと思いましたので、あえてそう演じましたね。

同年代だからこその親近感

――ありがとうございます。次の質問ですが、冨士原巧己を演じてみていかがだったでしょうか? 彼の気持ち、言動で何か感じるところなどあれば教えてください。

新垣:「 吸血生存 」の巧己は35歳と聞いていますけど、自分と同年代でもありますので、そこは親近感を持ってやれましたね。そんな彼が自分よりもずっと若い女の子に惹かれていく戸惑いだったりとか、それでも年上として彼女を守ってあげないとっていう優しさなんかが、感じてもらえたらいいなと思います。

シチュエーションCD「吸血生存」優しくダミーヘッドマイクを抱える新垣樽助さん

明日もし、吸血鬼が現れたら

――次の質問は少し趣向が変わったものとなりますが……明日もしも自分のそばに吸血鬼が現れたらどうしますか?

新垣:自分の傍に現れたら、絶対に狙われますよね? 早めに吸わせちゃいますね。逃げても無駄だと思うので(笑)自分も吸血鬼になるとします。

――吸わせた吸血鬼とはどのような関係を築きますか?

新垣:色んなお話がありますけど……大体はしもべになることが多いですよね。なのでしもべとして、永遠についていくかと思います(笑)

――では最後に、本作を楽しみにしておられるリスナーの皆様にひと言お願いいたします!

新垣:「 吸血生存 」シリーズはそれぞれ色んなタイプのお話がありますが、今回は今までとはちょっと視点が違ってますね。おお、こういう視点で来たのか! と思わせてくれる、非常に面白い作品になっています。

ぜひこれを機会に、今までの3作を聞いていただいた上で、今作を聞いていただければより楽しめると思いますので、よろしくお願いいたします。

――『吸血ウイルスVからの生存』第4弾、冨士原巧己役の新垣樽助さんでした。ありがとうございました!

新垣:ありがとうございました!

シチュエーションCD「吸血生存」演者のみなさんと新垣樽助さん

――続きまして、他の演者の方々からもコメントをいただきたいと思います。まずは「 吸血生存 」へのご出演を唯一されました、パディ・ライアンさん。「 吸血生存 」4巻の収録を終えていかがでしたか?

男1役 パディ・ライアンさん(以下、パディ):皆勤賞、ありがとうございます。「 吸血生存 」は各話ごとにも完成されているのですが、「 吸血生存 」全体が繋がっていて、全話を知っている状態で新しい台本をもらう度「なるほど、そう繋がるのか!」「凄く切ない……」とより世界感にはまることができて楽しかったです。今回は自分も緊張感ある場面でお話を盛り上げる為の一役を買わせていただきました! どんな作品に仕上がったか、気になる方は是非、お手に取って頂ければ嬉しいです!

――「 吸血生存 」タクミ編では、重要なキャラクターを演じられていましたね。

パティ:とても緊張しました。自分はもちろんメインキャラクターではないので大きく出過ぎてはいけない。しかし、セリフが多いという事は、物語上大事な役でもあるのでモブのままでもいけないと、良いバランスを模索するのが大変でした。でも、とても好きなキャラクターだったので楽しかったです。

――最後に、本作を楽しみにしておられるリスナーの皆様にひと言お願いいたします!

パティ:「 吸血生存 」最終作、メインキャストの方を始め僕たちサブそしてスタッフ一同全力を込めた作品です。「 吸血生存 」皆勤賞だからこそ、本当に好きになったこの儚くも美しい世界感に、皆さんも是非聞き入って下さい!

――ありがとうございます。それでは、他にも出演された方々からもコメントをいただきたいと思います。まずは「 吸血生存 」世界観についてご感想をお願いします。

男2役 九埜りゅうまさん(以下、九埜):人間も吸血鬼もどっちの立場の苦悩も傲慢さも共感できる部分があり、客観的に見ているからこそわかる怖さがありました。そんな激動していく世界で懸命に生きていく一人の女性と、共に支えあいながら生きる冨士原 巧さんの関係にドキドキしました!

男3役 葉山雄太さん(以下、葉山):吸血鬼が現れたハードな世界に振り回されていくヒロインに幸せになって欲しいと思いながら台本に目を通しました。死が身近にある分、だからこそ生きていることにより意味が生まれるように思います。すべてのキャラクターが満足した終わりを迎えることが出来ると嬉しいです。

女1役 若林倫香さん(以下、若林):変わりゆく世界の中で生きる人の人間ドラマも色濃く描かれていて、もしもこの世界の中に自分がいたら? とすごく想像させられました。

女2役 一宮朔さん(以下、一宮):第4弾では前作よりも人間関係が見どころになっています。巧己さんと、ヒロインだけでなくその周りを取り巻く状況もコロコロ変わっていくのがとても面白かったです。最後の展開まで驚かされました!

――今回の掛け合い収録において、印象に残った出来事はございましたか?

九埜:個人的に収録時で印象に残った出来事は、モブ同士での掛け合い中に新垣さんが、私のとあるキャラクターを聞いて「怪しいねぇ」と仰って頂けたのが嬉しかったです。

葉山:ダミーヘッドマイクでの収録の為、ヒロインにはどう聞こえるかを考えて収録するので、シーンによってはしゃがんで座りながら収録をしました。舞台のようで、シーンによっては普段より落ち着いて演技ができたように思います(笑)

若林:新垣さんの繊細で丁寧なお芝居に終始引き込まれていました。

一宮:動きが結構多かったのが印象的でした。どこか舞台をやっているような、そんな収録で楽しかったです。

――最後に、今回のCDが「 吸血生存 」シリーズ最後になります、発売を楽しみにしているファンへのメッセージをお願いします!

九埜:今作だけでももちろん楽しんで頂けますが、前作を聞いて今までのヒロインの人生を体験すればより一層楽しめます!

葉山:素敵な物語も最終章となりますが、最後の最後まで作品の空気、世界観を楽しんでいただけると嬉しいです! 結末まで、ぜひぜひお楽しみください!

若林:まだまだ未熟ですが、少しでもこの作品の世界観を作り上げるお手伝いができたらと思い、収録に臨ませていただきました。よろしくお願い致します!

一宮:ヒロインとの恋物語ももちろんのこと、ストーリーも「 吸血生存 」シリーズ最後に相応しいあっと驚く作品となっています。このダークファンタジーの世界に浸っていただけると嬉しいです!

――パディ・ライアンさん、九埜りゅうまさん、葉山雄太さん、若林倫香さん、一宮朔さん、ありがとうございました!

■CD『吸血ウイルスVからの生存Vol.4 タクミ編 ~水槽を泳ぐ脳~』

シチュエーションCD『吸血ウイルスVからの生存Vol.4 タクミ編 ~水槽を泳ぐ脳~

 

発売日

2019年1月23日(水)

価格

2,000円(税抜)

発売元・販売元

ひつじぐも

ストーリー

この世界を作ったのは、誰なのか?

吸血ウイルスVの発生から18年。
数少ない非感染者たちは、身をひそめて暮らしていた。

人間に紛れて暮らすあなたは、地下街でカフェを営む彼と出会う。

「こんな年になって誰かにすがるなんて」

非感染者の彼と、感染を隠すあなた。
二人の愛が行き着く未来とは……?

真実を見つけ出す体験型謎解き音声が本作です。

あらゆる常識を捨てろ。
もう自分自身でさえ、信じてはならない。

主要人物紹介

【癒やし系包容力たっぷりバリスタ】
冨士原巧己(CV. 新垣樽助)
「ほら珈琲でも飲んで、落ち着いて話してごらん。時間ならたっぷりある」

年齢:35歳
誕生日: 4月29日
血液型: AB型
身長:180cm
体重:68kg

地下街のカフェを切り盛りするバリスタ。のんびりした性格で平和主義。

出演

冨士原巧己(CV. 新垣樽助)
男1(CV. パディ・ライアン)
男2(CV. 九埜りゅうま)
男3(CV. 葉山雄太)
女1(CV. 若林倫香)
女2(CV. 一宮朔)

トラックリスト

1. 状況設定 -地下での出会い-
2. 状況設定 -カフェの夜-
3. 状況設定 -地上の情報 –
4. 結ばれる二人
5. 状況設定 第三地区の暮らし-
6. 計画
7. 誓った未来
8. 【問い】この世界を作ったのは誰なのか?