1時間チャレンジ！石けんミューズで女神を彫ってみた【ひつじぐもMuse完結】

仕事に人生に一生懸命な男性から溺愛される、大人の女性向けラブコメシチュエーションCD『Muse（ミューズ）』シリーズ。

ひつじぐも新人社員の鷺崎が、シリーズ完結を祝って石鹸彫刻にチャレンジしました！

序文

Muse（ミューズ）というタイトルは、芸術を司るギリシャ神話の女神から着想を得ています。
しかしMuse（ミューズ）というと皆さんの頭に浮かぶのは、偉大な薬用石鹸の先輩です。
仕事に熱心な男性を振り向かせ、多彩なインスピレーションを与え、日常を彩る……

それだけの意味と思いのこもったネーミングなのですが、ほんのちょっと知名度が足りてない気がしました。

そこで今回、我らがシチュエーションCD『Muse（ミューズ）』が完結したことを祝い、

薬用石鹸ミューズを用意しました！
今日はこの石鹸相手に女神を彫っていきます。1時間で。

ひつじぐもMuse(ミューズ)を掘るのに必要な材料の準備

今回用意した材料は以下。

・ミューズ薬用せっけんBA-a

レギュラーサイズの95g。デカいと単純に彫るのが大変そうだったので日和りました。
スギ薬局ではバラ売りしていなかったので、3つセットを買いました。残り2個。

・彫刻刀

彫るための道具として彫刻刀セットと、精密デザインナイフを100円ショップで入手しました。
刃先のバリエーションに期待して、ちゃんとした文具店を検索して何件か回ったのですが、全然見つからなくて焦りました。100均が板。

総額：￥657-（石鹸が437円）

期待されすぎている。

打ち合わせ用のデスクに、ゴミ袋を敷いてやっていくことにします。
この時点で僕の石鹸彫刻の経験はゼロ、小学校の図工は5段階で3安定、あと二年くらい積んでるガンプラが三つくらい部屋にあります。
本当にやるのか……と皆さんお思いかもしれませんが、僕も「本当にやるのか……」と思いながら準備を進めていました。お揃いだね。

スマホでの定点撮影も用意したのですが、顔が写らないようにとセットした角度が微妙で、経過の伝わらない動画が5GB分撮れていましたのでお見せできませんでした。

実行

ここまで用意できたらあとは実行するだけです。
1時間のタイマー代わりに、個人的に一番思い入れのあるMuse3巻『Muse ～いつも私に勝てない剣道師範～』を聴きながら彫っていきます。

精神を集中して、いざ一刀目……！

ススッ

や～らけっ……

固形石鹸、想定していた5倍くらい柔らかかったです。
彫るという行為に対して、木とか石膏の硬さを想像していたなと気づきました。

これでなんだか吹っ切れたので、モリモリ彫っていくことにします。

道場で剣道の稽古に打ち込む環境音を聞きながら、まずはデザインナイフでなんとなく顔の位置のアタリをつけていきます。
『女神』である以上、まずは人間の頭部の形を目指します。
下の部分にはなるべく手をつけず、そのまま台座として活かせればという想定。

まずは首にあたる部分を大きめの彫刻刀でモリモリと掘っていきます。
石鹸自体は硬くはないですが、彫って整形する以上、彫りすぎた時のリカバリーは効きそうにないので、それなりに緊張しています。

そして木を彫るのと同等の削りカスが出るのですが、温度で溶けて指に付着します。木とはまた別の邪魔さ。
この辺りで龍生がヒロインに押し倒され、誘惑されています。スピーディー……僕も速度に負けじと彫っていきます。

指についた削りカスを取っています

彫るという工程の中で重要なのは、パーツの奥行きを意識すること。
削りすぎた部分を後から付け足すことはできないので、どの部分が一番手前に来るかを考えながら形成していきます。
人間の顔だと、それは鼻か前にあたるはず……今回はどっちだ？

龍生がヒロインと水族館へとデートしに行き、楽しい時間を過ごしている傍らで、必死に彫って行きます。
鼻の奥行きを出すために鼻の下の方を先に彫ってみたのですが、変な風になってしまい、焦っています。
口元に当たる場所に何かがあるが、それがなんなのかわからない。
この不気味の谷をどうにか超えなければなりません。

龍生が勢いのままに素直な気持ちを口に出すのを聞きながら、いったん口元をリセット。
イメージを強く持ち、なんとかここを乗り越えたい所……！

正直エッチシーンとか聞いていられる余裕は完全になくなっています。でも抜かずに抱っこ移動からの二回戦はロマン。

顔の近くまで持って行って集中して彫ると、情報のない画面になる

龍生の実直さが実を結んだように、僕もいま、この場で咲かなければならない。
勇気を出して、顔のディテールを見様見真似で彫っていきます！
人生が劇的なら、どうにかなれ～～～っ！！

そして！！

首元を彫らずに顔の周りに集中した結果、女神像というよりも顔岩が完成しました。

当初の予定通り、下の方は形をそのままに台座として使えています。ミューズの刻印も残しました。

……ちなみに女神というイメージで僕が何を考えて彫っていたかというと、7年くらい前に別れた元カノのことでした。他に、愛を知らぬ故──

つまり、

社内では「思っていたよりはうまい」「超うまいかと言われると微妙」「でも下手とは言い難い」と、コメントしにくい感想をいただけました。

どうすればよかったんだ。

この後、デカいクシャミをして飛び散った削りカスを集めるのに、就業時間中に爆音で掃除機をかけました。
皆さんもぜひ、シチュエーションCDを聴きながら石鹸彫刻にチャレンジしてみてください！

石鹸、あと2個あるので必要だったら言ってください！！！

シチュエーションCD『Muse（ミューズ）』とは

「Muse（ミューズ）」は、仕事に人生に一生懸命な男性から溺愛される、大人の女性向けラブコメシチュエーションCD音声です。

これまで仕事中毒な人生を送ってきたカレ。
そんなカレがあなたに出会って感じるトキメキや戸惑い、想像できないような豹変Hなど悶キュンたっぷり！
――本作はダミーヘッドマイクで全編収録し、イチャラブ・ハッピーエンド・ヒロイン像にこだわりました。毎日聴きたくなるようなよろこびとキュンとするトキメキをお届けします。