猿飛総司さん『獣人水泳部! コリーな佐藤蓮司クン』キャストインタビュー

猿飛総司さん『獣人水泳部! コリーな佐藤蓮司クン』キャストインタビュー

「獣人水泳部!」待望の新入生とのいちゃラブストーリーを描く最新作『獣人水泳部! コリーな佐藤蓮司クン』を2025年8月20日(水)にリリースいたしました!

収録を終えた猿飛総司さんのインタビューが到着したのでご紹介します!

佐藤蓮司役・猿飛総司さんインタビュー

――「獣人水泳部!」佐藤蓮司の第一印象はいかがでしたか?

佐藤蓮司役・猿飛総司さん(以降、「猿飛総司」):すでに展開されている『獣人水泳部!』シリーズの新キャラクターということなんですけどかなり重い設定を背負った子でした。

シチュエーションボイスなんですが、この一つの物語が結構少年漫画みたいな(笑)。一度挫折したところから新しい場所を見つけて、そこで新たな出会いがあって、前を向くまでのストーリーがしっかりと描かれているので、演じ甲斐のあるキャラクターだなと思いました。

 

――なるほど。「演じ甲斐がある」が第一印象だったんですね。

猿飛総司:そうですね(笑)。

 

――蓮司は「感情を押し殺す癖」がありますが、声で表現する際に難しかった点や意識したことはありますか?

猿飛総司:僕も本来そこまで外に感情を出さないというか、感情を押し殺すタイプなんです。お芝居のときは別ですけど、普段はそんなに出さないタイプなので、「なんなら自分っぽいなあ」って思いながら演じていましたね。

 

――そうなんですね(笑)

猿飛総司:はい。彼も本編中に言っていましたけど、蓮司くんが相手を信じきれていないところがあると思います。自分の弱い部分とか恥ずかしい部分とかを見せたくないから感情を押し殺していたんだろうなと思うんですけど、普段の僕と一緒だなと(笑)。

 

――感情の出し方も共感できたんですね。

猿飛総司:やりやすかったです。

そこから段階的に、徐々に自分の内面を人に見せていくっていうところは難しかったかもしれません。僕は普段やらないことなので(笑)。

 

――そこを意識されたんでしょうか?

猿飛総司:そうですね。だんだん相手に伝えていくならこうかなと。

 

――話が進むにつれて、蓮司が徐々に素直でオープンになっていきますが、その変化を演じる上で特に工夫されたことはありますか?

猿飛総司:自分の過去を語るシーンがいくつかあるんですが、蓮司くんは、自分の過去を受け入れてくれるかっていうのを常に怖がりながら言っていると思うんですよね。なので、一気に解放はせずに、ずっと探りながら、相手の表情とか相手の言葉を待ちながら、ゆっくりゆっくり伝えていくっていう、そんな工夫は意識しました。僕の考える蓮司くんは、というか台本もそうだったんですけど、もうずっと臆病で。

見た目からはね、あんまり感じられないですけど。

 

――確かに陽キャっぽいビジュアルですよね。

猿飛総司:第一印象はちょっと陽キャっぽいかな、みたいな。最初の質問でこの話をすればよかったのかもしれないですね(笑)。

 

――確かに。

猿飛総司:見た目では陽キャっぽいんですが、いろんなものを恐れていて、だいぶ心に蓋をしているなっていう感じだったので。ヒロインに対して心を開くまで、ずっと臆病だなあって感じでしたね。

キャラ絵の表情には、こんな表情あったっけ? と思えるくらいにはギャップを感じてました。

 

――本編で独逸先輩と遊んでるときはこんな感じだったとは思います(笑)。

猿飛総司:ああ、なるほど。

 

――今回、特に印象に残ったシーンはありましたか?

猿飛総司:印象に残ったシーンは、泳ぐシーンですかね。

 

――あの冒頭でプハーって呼吸しているシーンですね。

猿飛総司:そう、プハーってなってる。全てのシーンの中で一番研究したかもしれないです。そこまでちゃんと泳ぎをやったことなかったので、どのぐらいのスパンで顔上げるんだろうとか僕なりに調べました。

蓮司くんはもう一流の選手なわけなので。二流の息継ぎだと良くないなと思ったので、一流選手の息継ぎを見て、ああ、こう2回ごとに右と左とを変えるんだなとか、クロールを研究しましたね。なので、自分としてはかなり印象に残ってます。

 

――シナリオを拝見した際、どんな演技をなさるのかなと楽しみでした。

猿飛総司:本当は水の中で息をブクブクブクって吐かなきゃいけないんですけど、吐きすぎるとマイクに音が乗っちゃうから、ずっと吸ってるんです。そしたら最後もう肺がパンパンになって(笑)。

 

――(笑)。そうですよね。

猿飛総司:過剰吸入してました。

 

――いろいろ研究していただいてありがとうございます! ダミヘで泳ぐってあまりないですもんね。

猿飛総司:珍しいですよね、泳ぐのは。本当に。

 

――そうですよね。ありがとうございます。

猿飛総司:はい。

 

――蓮司は「見てもらうこと」「受け入れられること」を強く望むキャラクターでしたが、演じていて、こういった感情に共感したり、理解できたリアルな部分はありましたか?

猿飛総司:そうですね。お芝居って誰かに見てもらうことで初めて成立すると僕は思っていて、「誰も見てくれないなら、自分がやっている事に意味なんてあるのかな」と自分自身思ったことがあります。だから、見てくれる人を求める蓮司くんの気持ちはすごく共感できましたね。

 

――蓮司はヒロインに「自分のありのままの姿」を見てほしいと強く望んでいますが、本当の姿を誰かに見てもらうっていう願い、欲望に対してどのように感じるか教えてください。

猿飛総司:これはまた、僕とは真逆だなあと。自分の姿を見てほしいっていうのはつまり、誰か寄りかかれるような存在が欲しいんだろうなと思いますけど、僕はあんまり欲しくないから(笑)。

でも、さっき言ったような、誰かに見てほしいみたいな気持ちは分かります。蓮司くんは本当の自分を今までなかなか受け入れられなかった過去があるので、その反動が来ているのかなと。ただ、自分の思う「本当の姿」なんてものは、案外幻想というか、思い込みみたいなものだったりする。僕は、明るく先輩たちと遊んでるような蓮司くんも、すごくかしこまってる蓮司くんも、全部本当の蓮司くんだと思うんですよね。でもまだ若いから。二十歳なんですよね。

 

――はい、二十歳です。

猿飛総司:若いからやっぱ本当の自分はこうじゃない、もっとこっちの自分を見てくれ、っていう気持ちがすごいあると思うんですけど。僕はそれも本当の自分なんじゃないかなって思うので。だから、そんな焦らなくても(笑)

 

――(笑)

猿飛総司:大人になるとそれすら自分だったんだなって思えるようになると思うので、若いなと感じました。

 

――蓮司くん、若いなと。

猿飛総司:本当の自分を見てほしいって、あんまり思わないなと思って。

 

――今見せてるものが本当の自分だよ、という。

猿飛総司:それぞれが自分でいいんじゃないかなって。

 

――最後に、CDの発売を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします!

猿飛総司:獣人水泳部の新キャラクターとして佐藤蓮司役を務めさせていただきました猿飛総司です。

すでに先輩の獣人水泳部の方々がいらっしゃる中で、蓮司くんのストーリーがどんなものになるのか楽しみにされていると思うんですけど、聞いたところによると先輩方のストーリーとは打って変わって、シリアスなストーリーになっているようです。ぜひ、お話を楽しんでいただきたいです。

でも、これまでの『獣人水泳部!』の良さもしっかり出ているストーリーになっていますし、あと先輩とね、ちょっと遊んだりもしているので、前作のファンの方にも楽しんでいただけるんじゃないかなと思っております。ぜひ、発売をお楽しみに。

 

『獣人水泳部! コリーな佐藤蓮司クン』商品情報

CD『獣人水泳部! コリーな佐藤蓮司クン』ジャケット

【タイトル】獣人水泳部! コリーな佐藤蓮司クン

【DL配信日】2025年8月20日(水)

【パッケージ発売日】2025年9月26日(金)

【価格】2,970円(税込)

【出演】猿飛総司

【発売元・販売元】ひつじぐも

【あらすじ】

「コーチ、お願いです。もっと俺をちゃんと見て……俺だけに、触れて……ッ」

かつて全国クラスの実力を誇りながら、大会中に『獣人』だとバレてすべてを失った元エース・佐藤蓮司クン。
水泳を捨てきれずに流れ着いた101学園で、蓮司クンは淡々と練習に打ち込んでいた。
けれど、あなたの優しい視線に心を揺らし、「もう一度、誰かに見てほしい」と願ってしまう……!?

これは――まじめすぎるコリー型獣人が、優しさに触れて甘えと欲望をこじらせ、何度も崩れ落ちるいちゃラブモフモフストーリーである!!

【トラックリスト】

  1. 泳げる場所が欲しかっただけで
  2. 許可、もらえますか?
  3. 抱き締めても、いいですか…?♥
  4. あのとき俺、間違えてましたか?
  5. 自分のために
  6. 俺を、好きになってくれますか?♥

『獣人水泳部!』公式サイト
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