盛り上がりの一途を見せる地球デビュー!
後半線を控えた舞台裏で、銀河アイドルたちに地球デビューへの意気込みを
聞いて見たところ、その答えは……?
 「俺の地球デビューにかける意気込みは簡単だ。
バトルももちろん優勝する! そして木星と地球との友好関係を築く! これに尽きるぜ」
 「侵略に来たのではないのか?」
 「もちろんそのつもりだぜ? でも俺のいる木星は過疎化も進んでるからよー。バトルに勝つついでに観光大使やってこいって星のジジイどもにいわれてんだ」
 「木星は人の数より家畜と木の数の方が10倍多いなんていわれてますからね、ふふ……まさに銀河の田舎星。あぁ嘆かわしい。私の生まれが木星でなくて良かった」
 「僕は木星嫌いじゃないけど。空気がきれいだとインスピレーションがバビューンって来て、シュバッと伝わってきて、ズガーンって出てくる」
 「おめー話がわかるじゃねーか、よし俺の権限で木星渡航10年タダ券をやるぜ」
 「やったね」
 「このバカふたりは置いておいて、キキョウ、貴様の地球デビューにかける意気込みはどうなのだ?」
 「ふふ……私はただ銀河帝国が決めたルールに従って最高の歌を披露するまでですよ」
 (そして私が見事優勝をひっさらった暁には、この惑星を銀河一の養豚場とし、私こそがこの地球を統べる王として君臨する……くくく……)
 「おい、悪いオーラが滲み出てんぞ」
 「悪いオーラ? なんのことでしょう?」
 「キキョウってたまに顔怖い。
あっ、今度キキョウをモデルに怖~い鬼のお面作ろ」
 「どうぞご自由に」
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(鬼つーか、悪魔じゃねえのか?)
 「とりあえず貴様らの意気込みはだいたいわかった。誰ひとり地球を諦める気はないのだな?」
 「もちろん♪」
 「聞くまでもありませんね」
 「そんな甘い考えで地球来てねえっての」
 「ならばこれから始まる後半戦も俺が退屈することはなさそうだな。
しかし、投票で1位の座を頂くのはこの俺だ!
フハハハハハ……フハハハハハハハハハハハ……!」
 「結局コイツこれがいいたかっただけだな」
 「ですね」
 「ってことで、次行ってみよー!」
 「俺様抜きで勝手に締めるんじゃない貴様らーっ!」
ルドラの大声が響き渡ってますが、そろそろ後半の部の幕が開きそうですね。
それでは後半のステージでまたお会いしましょう!




	        		            
	        		            
	        		            
	        		            
	        		            
	        		            
	        		            
	        		            
    
    
    


