「感応時間6 紅玉の簪と紫龍の間」の収録をしてまいりました。
感応時間も皆様の応援のおかげで、6本目となりました。感慨深いものです……!
さて、今回も収録の現場にお邪魔してきました!
檜山さん演じるのは甘いマスクに、甘い言葉でリスナーの耳元で囁く甘味処のオーナー。物腰が柔らかくつねに丁寧な彼。色気もあって、女性の扱いに慣れている雰囲気がまた彼の魅力の一つなのでしょう。
そんな、女性受けのよさそうな甘味屋ですが……。
彼には長い間、恋い焦がれている女性がいました。その女性というのが、甘味屋の師匠……。それが今作のリスナーの立ち位置です。
女性に不自由したことのないオーナーの一途で、切ない恋心が聴き所でして、儚くも一時の夢を叶えようとするオーナー……
けれど、愛する人は自分の気持ちを知っているというのに遠くの地へ、それも他の男の元へ嫁ごうとしています。
これは、二人の最後の逢瀬の物語。
時には意地悪に、時には甘えるように……。
あなたの耳元でオーナーが愛の言葉を囁き続けます!
そんなオーナーを素晴らしく仕上げ、演じて頂きました!
檜山さんに甘味屋というキャラクターについてお聞きしたところ。
「うじうじしていて、自分の中にはないタイプのキャラ。
演じるのが楽しい!」
男性から見るとうじうじしている、と見えてしまうのかもしれませんね。
というより、檜山さんが恋愛において攻めの姿勢なのかな、と考えてしまう一言ですが……そこは敢えて触れずにおきました。
リスナーの方々にオーナーをもっともっと、好きになってもらえたら嬉しいです!
また、今作も当然! ダミーヘッドマイクです。
こちらもマイクの性能を使い、少しでも感応な世界を演出しようと四苦八苦しました。何度か使わせて頂いていますが、中々慣れるものではなく……。動きが伝わってこない、という箇所などは何度も繰り返しお願いさせて頂きました。
「ダミーヘッドマイクでのセリフを言うのは初めてで、難しいところがありました。
しかしそれ以上に、やりがいがあり楽しいですね」
これもすべて皆様にご満足いただけるため!
そして、それだけのものができたと思っています!
最後に発売前の皆様に、檜山さんからのメッセージをお届けさせてください。
「叫んでな檜山が物足りないという方がいるかもしれません。
が、ローカロリーな檜山を楽しんでください。
中々ない僕なので完成が楽しみでなりません」
私達一同、リスナーの皆様の耳元に早く届くのが楽しみです。
今回も初回特典には、フリートーク、携帯ボイスがついてきます!
フリートークでの檜山さんは、ダミーヘッドマイクに対して身振り手振り語っています。
その様子がさながら、講義をする教師のよう……もしくは講演をする教授のようでした! 今までにない風景で面白く、内容も面白いものとなっています。
さて……上記特典以外にも今回、ドラマCDを収録しました!
まだどんな媒体で発表されるのか、謎に包まれていますが、お聞き逃し無く、ひつじぐもHPをチェックお願いします。
こちらはオーナーと彼の弟子が、師匠について語り合っています。
彼の想いが弟子にどんな風にみられているのかが、伝わってきて、ニヤニヤ間違いナシの一品です。
オーナーと師匠の関係を詳しく知ることのできる作品に仕上がっております。
発売は11月12日となります。
スタッフ一同、今作も全力をぶつけた作品となっていますので、応援よろしくお願いいたします!
レポート: 田中あお