ドラマCDディレクターのスキルアップ、キャリアアップ – 「ドラマCDディレクターって何するの!?ひつじぐもの製作舞台ウラ」

「ドラマCDディレクターって何するの!?ひつじぐもの製作舞台ウラ」も気づけば第4回を迎えました。残すところあと2回。ここからはさらに突っ込んで、ディレクターを目指すうえでの心構えや、ひつじぐもで働くってどんな感じなのかなどについてお話していきます。ドラマCDのディレクター職に興味はある、でも……! と、あと1歩踏み出せないあなたの背中をドドンと押したいと思いますので、今回もどうぞよろしくお願いいたします。
ドラマCDのディレクターを目指すうえでの心構え
エンタメ全体に興味を持って、常にアンテナを張っておくことをおすすめします。ドラマCDや声優さんだけに限らず、映画や音楽、アニメなど幅広く。
「ドラマCDディレクターだから、たくさんドラマCDを聞いておけばいいのかな」と思われるかもしれませんが、そう単純な話ではないんです。
どんなに人気作品でも、いつも似たようなストーリー、キャラクターではいつか飽きられてしまいますよね。お客さまに喜んでもらえる・売れる作品を作り続けるためには、斬新な切り口やアイデアを膨らませる力、時流を読む目などが必要です。
広くいろいろな情報に触れておくことで、そういう力が養われます。逆にインプットが偏ると、ありきたりなものしか思い浮かびません。
もちろん個人として「この会社のこのタイトルが好き」という思いはあって良いのですが、それとは別にビジネス的視点を持てると、ディレクターとしてより早くスキルアップできると思います。
人と喋ることが多い?もくもく作業が多い?
第2回、3回でも紹介した通り、ディレクターはアシスタントやクリエイターに指示を出したり、社外の人と打ち合わせしたりと、人とコミュニケーションを取る機会が多いです。対面よりもメールやチャットなどテキストを使ったコミュニケーションが多く、素早く伝えたいことをまとめる能力が重視されます。
1人で頭を使って考える業務はコピーライティング、シナリオと音声チェックくらいですが、これらも他の業務と並行しながらしているので、1つの作業に長時間没頭することはあまりないです。
体感的には、人とのコミュニケーションが業務全体の3分の2、もくもく作業が3分の1くらいでしょうか。
そのためディレクターには、社内外の人たちとも円滑に仕事を進めていくためのコミュニケーション能力が必要となります。
ディレクターとアシスタントの違いは?
入社が決まった場合、まずはアシスタントとしてディレクターの補佐から入っていただき、お仕事に慣れていただきたいと考えています。では、ディレクターとアシスタントとの違いは何か?
実は、1つひとつの業務内容について違いはありません。つまりやることは同じです。(もちろん、最初にできる、できないといった能力差はあると思いますが、最終的にやることがまったく違うということはありません)
ただしディレクターが工程と製品クオリティに責任を負うのに対し、アシスタントはあくまで「個々の業務を行う」立場になっています。そのため、ディレクターよりずっと責任と権限の幅が狭いです。(最初にそこに責任があっても困りますよね)
成長につれて権限委譲を行っていきますが、どの業務からお任せするかについては、その人の得意・不得意分野によります。例えば、文章作成が得意なら書類の作成やコピーライティングのお手伝いからスタート、といった流れです。
そうして少しずつ業務を覚えていただき、できることを増やしていってください!
ちなみに、ゆくゆくはディレクターとして活躍してもらうことを前提としています。成長次第でしっかりキャリアアップできる環境を用意しているので、その辺りはご安心を!
最終回は、あなたの疑問や不安にぶっちゃけてお答えします
第3回までは、一般的なドラマCDディレクターについてお伝えしてきましたが、今回はもう少し深堀りして、ひつじぐもで実際に働くイメージや、ディレクターのスキルアップ・キャリアアップについてお話しました。
次回はいよいよ最終回! 「ディレクターがどんなものかは大体わかった。あとは私にできるかどうかだ」というあなたにぜひ読んでいただきたい内容をぎゅっと凝縮してお届けします。お楽しみに~!
ドラマCDディレクターって何するの!?ひつじぐもの製作舞台ウラ
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