侵略者の手に委ねられてしまった地球……。 そしてここは地球の命運をかけた歌バトルが行われるステージ! 恋の銀河騒ぎ第1話

突然現れた銀河アイドルたちにより、侵略者の手に委ねられてしまった地球……。

そしてここは地球の命運をかけた歌バトルが行われるステージ!

……おや?
立ち込めるスモークとスポットライトの先に現れたのは……。


オリビエ|銀河カレシ
「ふふ、地球のレディたち、僕の歌は楽しんでくれたかな?
一途で情熱的な愛を歌った『lovemagic
え? 聞いてない?? さっきまでこのステージで歌ってたのに!??
それってつまり、僕の美しさと魅惑の歌声に心までとろっとろに溶かされちゃって、今まで気を失ってたってことなのかなぁ?
それはそうと僕が再びこのステージに上がった理由が分かる?」


オリビエ|銀河カレシ「そう! 次のステージを飾るは冥王星代表アオジロ
キミたちもこのあとどんなアイドルが歌を披露するのかが気になっているんじゃないかと思ってね。気になっているでしょう?」


オリビエ|銀河カレシ「うん、いい歓声!
僕の歌を越える歌はこの先ないとしても、やっぱりライバルは気になるからね。
じゃあ地球を掛けた歌バトルの二番手、アオジロの登場だよ!」


会場にオリビエの澄んだ声が響きました。
するとステージの反対側に人影が!
でも、ずいぶんと怖~い感じのオーラが漂っているようですが……。


アオジロ|銀河カレシ
「っ……。ブツブツ」


オリビエ|銀河カレシ
「あれぇ? おかしいなぁ。惑星を代表するアイドルが独り言なんて。さすが暗黒惑星の出身だね。冥王星には引きこもりばかりいるって話だけど彼もそのうちのひとりなのかなぁ」


アオジロ|銀河カレシ
「(どうして僕がこんなステージに……)」


オリビエ|銀河カレシ
「ねえ、聞いてるのかい、アオジロ?」


アオジロ|銀河カレシ
「(嫌だ、今すぐ帰りたい。こんなところ興味ない……。僕が欲しいのはこんな歌バトルの勝利じゃなくて、その先にあるものだし……。だいたいこの星は明るすぎる……生の匂いに満ちていて騒がしくて、僕の目には眩しすぎて……。それに人も多くて多くて多くて多くて多くて多くて多くてめまいがしてぐるぐるして息も詰まってもうとにかく――)」


オリビエ|銀河カレシ
「ねえってば! アイドルならアイドルらしくステージの真ん中でスポットライトと黄色い歓声を受け止めるのが筋じゃない?」


アオジロ|銀河カレシ
「アイドルとか……どうでもいいし」


オリビエ|銀河カレシ
「もー、これだから暗黒惑星の住人は……。
僕にはキミの感情には興味ないけど、地球の女の子たちもどうでもいいっていうなら、しっぽ巻いて冥王星に帰っちゃえばいいんじゃない? クスクス……」


アオジロ|銀河カレシ
「…………それはだめ。絶対にだめ。
このバトルに勝たないと、大切なものが手に入らない。
僕は……オリビエみたいによくしゃべるやつは嫌いなだけ」


オリビエ|銀河カレシ
「キミ気にくわないなぁ。けど僕は心の広い水の惑星の生まれだからサラっと水に流してあげるよ。
それよりキミの大切なものって?」


どうやら相性の悪そうなオリビエとアオジロですが……。
アオジロの大切なものとは?

祝!復活

お久しぶりです! 島田です。

ひつじぐものスタッフブログですが、このたび復活することになりました。

本当は1月、あるいは2月再開予定でしたが、ずるずると延びており、大変お待たせしました。しかし結局スタッフのブログ執筆スケジュールを確保するのを忘れたがため私が書いています。

というわけで、今週より、恋の銀河騒ぎが始まることになりました。感応時間シリーズでもお馴染みかつ好評だったシリーズのテイストを踏襲しています。

CDでは見られない銀河カレシたちの掛け合いにご注目!

気軽に、お時間のあるときにお読みいただけるコンテンツを目指しています。(ライターの七海さんが既に30回分を書いて送ってくれているのでじゃんじゃん公開できるはず……!)

祝! アオジロ編発売

さて、ここからが本題なのですが、昨日30日は銀河アイドル超カレシ 02.冥王星のアオジロ(CV.岸尾だいすけさん)発売でしたが、既にお聞きになっているでしょうか!

まだの方は是非、ひつじぐもオンラインショップよりご購入ください。

アオジロさん本当にかわいいと社内でも評判でした。でもお歌はとてもかっこいい!

ここから間奏をツイートできます

そして、アオジロやオリビエへの応援メッセージや感想を是非HPの紹介ページからツイートしてください。Twitterアカウントをお持ちでしたら画像のボタンからHPに思いの丈を掲載させることができるので。

製作現場で、アオジロの思い出話をしますと。

歌唱について。作詞の時点では冥王星だから冥界をイメージしつつ、きっとすごく寒いところだろう、だから凍てついた大地、等世界観をつくっていったわけですが、実際に本編の音声チェックしていた段階で、「冥王星に暮らす人々は皆が引きこもり」と言っていたのが私的にツボりました。まじでか。物流どうなってるんだ。

オリビエさんとは違って、引きこもりをやめて(?)歌のステージに赴く、というところでの挿入歌なので、カタルシスを感じられる構成に。

ここぞというところでビシッと決めてくれるアオジロくんで本当に良かった。

lovemagicに関して

ちなみに、オリビエ演じる増田俊樹さんの収録には私自身は立ち会っていませんが、オリビエのキャラクターソングを「すごくオリビエっぽい! こんなキャラソンらしいキャラソンはない!」とまで言っていただいたらしい(伝聞)のです。

自分としてはオリビエのイタリア人気質というか、アッパーな感じを出したかったので、やはり役者さん自身にそう言っていただけるのは本当に嬉しかった。

「ふたりの玉座はツキウサギ♪」というところが気に入っています。象みたいな感じでイメージお願いします。ピョーンと主人公ちゃんとオリビエを乗せてジャンピングして欲しいですね。

種族としては、小さいのから大きいのまでいる感じで、本編でいつも話しかけているのはペットサイズかと。

ローな時に歌うとすごく悲しい歌になりそうですね。そんな絶望ソングもいつか聴いてみたいものです。

チザネお披露目

チザネジャケットイラスト(途中)

Twitterでもご報告しましたが、チザネもできあがりつつあります。チザネの台本は土星のアイドルとは、というところも触れられており大変面白くチェックできています(収録はまだなのですが)。そういったところも近々お伝えできればと思いつつ、まずはアオジロ発売のご報告まで。

ブログを書くときは……文字に色をつけたほうがいいのか、文字を大きくした方が読みやすいのか、画像を多くしたほうが喜んで頂けるのか等、いまだに悩ましいことが多いのですが、是非フィードバックをください。ではまた来週。

公式HP:銀河アイドル超カレシ | ひつじぐも