こんにちは、ひつじぐもの島田です。
発売日もついに差し迫ってまいりました。具体的にいうと、あと7日です。1週間後の19日 (木)発売!
先週、ここに来て予約本数が伸びたお話を聞きました。少しでも販促のお手伝いができたのかしら? と、みなさまと一緒に気もそぞろに発売を待つ身の上ながら、嬉しく思いました。
そんな中にまた嬉しいお知らせが。
SweetPrincess vol.17の表紙を飾っちゃいます
【発売告知】乙女ゲームOnlyマガジンSweetPrincess vol.17が、3月4日発売予定です!2月19日発売のPS Vita『男遊郭』を表紙&巻頭大特集に迎え、春先のちょっぴりオトナな乙女ゲーム情報満載でお届けします!詳細は随時お知らせしますので、よろしくお願いします!
— 『Cool-B』編集部 (@HRcoolb) 2015, 2月 10
さて今週は、予定しておりました、PSVITA「男遊郭」とスマートフォンアプリ「逆転吉原」の比較をご紹介します。
雑誌や男遊郭HP等で色々ご覧になっているかとは思いますが……今回はせっかくですので、ひつじぐも視点の見所を含めながらご紹介させていただければと思います!
男遊郭って何? という方はまずこちらからお読みいただけると嬉しいです。
- 改めて「男遊郭」って何? よく知らないんだけど……な方へ、キャラ紹介と少し掘り下げストーリー紹介 – ひつじぐも
- 男性花魁をテーマにしたスマートフォンアプリ「逆転吉原」からPSVITA「男遊郭」までその成り立ち – ひつじぐも
謎解きルートでもある伊東慶次ルート
「男性花魁をテーマにしたスマートフォンアプリ「逆転吉原」からPSVITA「男遊郭」までその成り立ち」にも書きましたが、思えば3年前のあの日。
ふんわりとした世界で作り上げられた逆転吉原に、長い歳月を経て、きちんとした設定を組み込みたいというコンセプトのもと、伊東慶次ルートが追加ルートとして誕生しました。
彼の誕生にはなかなか苦労をしまして、設定を追加すればするほど逆転吉原的な良さが薄れてしまうのでは? との瀬戸際で製作を進めていました。
出て来るキャラクターの設定含め、着手までが非常に長くかかりましたが、島の謎やヒロインの謎も明かされていきます。
物語もややアップテンポになっており、読み物としてぐいぐい読めるのでは、と思います。
お色気たっぷりの本編と、やんちゃで自信家で、だけど傷つきやすい、これぞ若い恋! という感じの慶次ルート(これも本編ですが……)の対比をお楽しみください。
個人的に気に入っているのは、ただの執事にしておくにはもったいないイケメンの鬼執事「冴木」なんですが、いろはとは似た境遇でありながら、生き方が180度違う。そんな冴木にはいろはも思うところが多々あるようですね。慶次ルートでは、ふたりの会話にも、着目していただきたいところです。
一番の見所はVITA画面に映えるイラスト!?
さて、でも本編はほとんど一緒なんでしょう?
というとその通りなのですが、Hs先生のファンの方にも朗報です。
例えばこちらのイベントスチル。
単体アプリにするためにトリミングし……さらにVITAではこんなに綺麗に描き足し、調整をしています。
Vitaの高解像度スクリーンでさらに美しくなったスチルをお楽しみいただけますよー。
見所、一番二番を争うのはシナリオ??
シナリオは、本編も大幅に調整。どれくらい調整したか?
……というのを定量的に言うのは難しいのですが、とにかく新規加筆以外にも1ヶ月程修正に期間を取りました。
元々モバイルアプリで尺が制限されていた部分、たとえば甘いシーンも加筆をちょこちょこしています。
エンディングが一種増えて三種に。
遊郭では必須の悲恋エンドを加えさせていただきました。そのことによって、物語にいっそう深みが増したのではないかと思います。シナリオチェックをしたスタッフからは、かげろうの悲恋エンドが良かったと目を潤ませられ……。
そんなかげろうの悲恋ENDをほんの少しだけ公開!
かげろう
「今日だって、貴女に会えなかった時間を埋めるように、貴女を無茶苦茶に抱いてしまいたいと思っています」
みさを
「っ……」かげろうさんが、私の髪をかき上げ首筋に顔を埋める。
彼に慣らされた私の体は、従順に彼の動きに反応して……。
一気に体温を上げてしまう。
かげろう
「会えない日々……、僕の事を、考えてくれていましたか……?」みさを
「もちろんです」かげろう
「どれくらい?」みさを
「んっ……あ……」かげろう
「ねえ、どれくらいですか?」あの、初めての時とは比べものにならない、慣れた手つきで私のうなじに細い指先を這わせる。
そのまま、いつの間にかはだけた胸元へ、かげろうさんは唇を落とした。
みさを
「やっ……それじゃ、答えられな……んっ」かげろう
「僕は答えられますよ」かげろう
「貴女の事を朝に夕に考え、この身を溶かされてしまいそうだったと……」かげろう
「僕はいくらでも……、答える事ができます……ん……」胸元に、かげろうさんの指先や舌が這う。
そのさまがあまりに妖艶でいやらしく、私は思わず顔を背けた。
かげろう
「きちんと僕を見てくださいよ……」優しい優しい言葉なのに……、私はまるで強制されるように、かげろうさんを見た。
いかがですか?
悲恋エンドがオススメと抜粋をもらったので、切ない雰囲気たっぷりですね! といって締める予定だったのですが思いがけずえろかったので何か騙された気分でいっぱいです……。
プレイされる際にはどうぞ悲恋物語もご一緒にお楽しみいただければと思います!
以上、ひつじぐもからのオススメポイントでした。
不肖の私もコメント等させていただきました。スチルが大判で見れるのは嬉しい!
いろはさんはなぜいつでもどこでも色気ムンムンなのか。
追加された悲恋エンドは嬉しいですね。PS Vitaをお持ちの方はレッツプレイです。