雨枕シリーズを発表して、約1ヶ月。
雨枕とは何なのか? 感応時間とはどう違うのか?
そういった疑問や不明な点が皆様おありかと思います。
テーマは「安眠」。しかし、感応時間との差別化には苦労
雨枕は一言で言えば、「大好きな彼と雨やどり! 心も体もぽかぽかして安眠できちゃう」音声ドラマCDとなります。
こう言ってしまうと単純ですが、このCD。企画スタートから、来月14日にリリースされるまでの開発期間。約1年かかりました。
企画の発端には「熟睡できる!」とたびたび感想をいただく感応時間の「安眠」要素をより特化させたシリーズをリリースしたいと、これまた単純なコンセプトが。
しかし、感応時間で評価いただいていた、ファンタジックな世界観、設定、あえて怪奇めいたキャラメイクをどこをそぎ落とすか、どこを残すか……。これが意外と難題でした。昴のシナリオは演技指示を除いて1万文字しかありませんが、企画やキャラ・ストーリーを固めてもなお、この60分という限られた時間のCDのために、かほくが10回以上改稿することになりました。
快!乙女塾からスタート
そもそも、雨枕は「快!乙女塾!」という仮プロジェクト名で、スタート。
安眠以外にエクササイズ等のプログラムをリリースしようというシリーズで、安眠は恋妖精ネムネムが眠り砂をかけてくれるという謎企画でしたね……。
それから3Dモデルを作ったり――
その3Dモデルを踊らせたり――
いろいろありました。
ちなみにこの舞台用衣装は2Dで見ると少し危険な匂いのする仕上がりになっています。しばらくひつじぐもを訪問したお客様には昴のダンスPVを見せておもてなししていた時期もありました。
(▼下記のムービーは2011年4月のエイプリールフール用告知ムービーです。これは一週間でつくった急ごしらえですが……)
これらの映像を見て、勘の良い方はお気づきかと思います。
そう! 雨枕の登場キャラクター達は、当初シノバズセブンでお披露目する予定だったのです。
今の雨枕の企画が固まったのは八月が終わってから。
もし別のプロジェクトの進行があまりにもスムーズだったら、雨枕という企画じたい、ありえなかった。
そう思うと、味わい深さがさらに出て来るかもしれません。
雨枕、これからよろしくお願いします。